(1) p=x2−x とおくと f=p3 である。積と合成関数の微分よりf′(x)=3(x2−x)2(2x−1)=3x2(x−1)2(2x−1). x=0,1 では f′=0 だが、その他では (x−1)2x2>0 なので、x<21 では f′<0、x>21 では f′>0 である。従って f は x<21 で減少し、x>21 で増加する。x=0,1 で導関数が 0 となってもその前後で増減は変わらない。f(21)=(−41)3=−641 であり、x→±∞ で f(x)→+∞ だから、(21,−641) が唯一の極小点で、極大値はない。
次にf′′(x)=6(x2−x)(2x−1)2+6(x2−x)2=6(x2−x)(5x2−5x+1). 5x2−5x+1=0 の解を a=105−5、b=105+5 とおくと、0<a<b<1 である。因数の符号を調べるとxf′′(x)x<0+0<x<a−a<x<b+b<x<1−x>1+ となる。従ってグラフは x<0,a<x<b,x>1 で下に凸、0<x<a,b<x<1 で上に凸である。f′′ の符号が変わる x=0,a,b,1 はすべて変曲点の x 座標である。f(0)=f(1)=0 であり、a,b では a2−a=b2−b=−51 だから f(a)=f(b)=−1251。変曲点は(0,0),(a,−1251),(b,−1251),(1,0). また f(1−x)=f(x) なので、グラフは直線 x=21 に関して対称である。両端で上昇し、x=0,1 では水平接線をもって x 軸を横切り、中央に極小点をもつ概形となる。
(2) x2−x は x≦0 または x≧1 で 0 以上、0<x<1 で負である。従ってg(x)={f(x)−f(x)(x≦0, x≧1),(0≦x≦1). となる。x<0 では g=f は減少し、0<x<21 では g=−f は増加し、21<x<1 では減少し、x>1 では増加する。よって x=0,1 で最小値 0 をとり、0≦x≦1 の内部では x=21 で最大値 g(21)=641 をとる。両端で g(x)→+∞ である。
x=0,1 では g′′=f′′ (外側) または g′′=−f′′ (内側) である。符号表はxg′′(x)x<0+0<x<a+a<x<b−b<x<1+x>1+ となる。従って a,b で凹凸が変わり、g(a)=g(b)=1251 より変曲点は (a,1251),(b,1251) である。x=0,1 では両側とも下に凸であるから変曲点ではない。以上より、g は x=0,1 で水平に x 軸に接してその上にとどまり、範囲 0≦x≦1 の中央で山を作り、区間外では両側へ上昇する概形となる。