和歌山県立医科大学/2023年度/前期
和歌山県立医科大学 2023年 数学 第1問解答・解説
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1問題
次の各方程式について,その方程式をみたす自然数の組 は存在するか。存在するときはすべての組を求め,存在しないときはそのことを示せ。
(1)
(2)
(3)
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各方程式を因数分解し、自然数条件に応じて因数を正に限定する。約数の組を尽くし、必要な整除条件で候補を絞って元の式で検算する。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) 解なし (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
自然数は正の整数とする。
(1) 与式の両辺に を加えると となるから、 である。 より なので、積が正であることから でもある。したがって は の正の約数で、 を満たす。 の正の約数は であり、この条件を満たすのは である。 のとき 、 のとき となる。いずれも元の左辺はそれぞれ となるので、解はこの二組である。
(2) 差の平方に因数分解すると である。 より であり、積が正なので でもある。また だから、正の約数の組は または に限られる。一方、両因数の差は であるから、前者では 、後者では となる。いずれも は整数にならない。よって自然数の解は存在しない。
(3) 平方完成すると であり、したがって となる。ここで 、 とおくと、 である。 かつ より はともに正である。よって可能な順序付きの因数の組は である。和と差の式から順に得られる は であり、自然数であるものは である。元の左辺に代入すると、 では 、 では となる。したがって解はこの二組である。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
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