愛知医科大学/2019年度/一般
愛知医科大学 2019年 数学 第I問解答・解説
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1問題
次の1)~3)の設問に対して,答えのみを下の解答欄に記入せよ。 1) を2以上の自然数とし,整式 を で割った余りを とする。このとき,次の問いに答えよ。 (a) を求めよ。 (b) を求めよ。 (c) を求めよ。 2) (a) を因数分解せよ。 (b) を実数とするとき, を と の多項式で表わせ。 (c) の値を求めよ。 3) 16名の参加者が右のトーナメント表に従って勝ち上がりを決めるゲームを行う。各対戦においては身長が高い方を勝ちとする。16名の参加者の身長はいずれも異なっているとき,5番目に身長が高い人が準決勝に進出する確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 1(a) , . 1(b) , for . 1(c) . 2(a) . 2(b) . 2(c) . 3) 原文だけでは定まらない。全16枠への一様ランダム配置を追加仮定すれば .
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
1(a) だから 、。
1(b) 。余りを とし、 を代入すると よって 、。
1(c) だから
2(a) 。
2(b) 展開により また なので、平方根は 。
2(c) 。
3) 【条件付き解の追加仮定】以下でを求める際は、全16人を16のトーナメント枠へ一様ランダムに配置するものとする。この配置法則は原文に印字された条件ではなく、解説で追加する仮定である。
原文は16人を図のトーナメント表に従って対戦させ、各対戦では背の高い人が勝つこと、身長がすべて異なることを指定する。しかし、空欄16枠に人をどう配置するか、または配置をどの確率で選ぶかは指定していない。固定配置なら結果は決定的である。したがって、原文だけでは準決勝進出の確率は定まらない。
仮に16人を16枠へ一様ランダムに配置すると追加で仮定すれば、5番目に高い人が準決勝に進むには、その人と同じ4人区画の他の3人が全員下位11人である必要がある。この条件下では この確率は、原文にない一様ランダム配置を仮定した場合だけの値である。
1) は因数分解と剰余定理で係数を決め、絶対値和を計算する。2) は平方の展開と非負性で平方根を外す。3) は一様ランダムな枠割当てが明記されていないため、原文からは確率を定められない。一様配置を追加した場合だけ、残る15人から同じ4人区画の他3人を選ぶ組合せ比 が得られる。
この問題で使う考え方
- 剰余定理
- 対称式の平方
- 条件付き配置の組合せ
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