秋田大学/2010年度
秋田大学 2010年 数学 第3問解答・解説
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1問題
は の自然対数であり, 自然対数の底 の値は 2.718……である。 とし, 自然数 に対して とする。次の問いに答えよ。
(i) 方程式 が異なる3つの実数解をもつときのnをすべて求めよ。必要ならば,すべての自然数nに対して であることを用いてもよい。
(ii) とし, とする。自然数 n に対して と の関係式を求めよ。
(iii) (ii)の関係式を用いて, 極限 を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(i) なので と置くと であり、方程式は となる。 は解ではない。
まず では、両辺の対数を取って を考える。 だから、 は で増加し、 で減少する。また で 。問題文で許されている極限に を代入すると なので、 でも である。従って最大値 の符号で解の個数が決まる。 より、 では最大値は負で正の解はなく、 では最大値は正で正の解がちょうど2個ある。
では奇数 の場合、 なので解はない。偶数 の場合は と置くと 、すなわち となる。、かつ で 、 で だから、負の の解は偶数 ごとにちょうど1個である。以上より異なる3解をもつのは、正の解2個と負の解1個がある偶数 に限る。
(ii) とおく。 で部分積分すると (また )より
(iii) この関係を反復すると したがって の範囲では なので また だから、求める極限は
この問題で使う考え方
- 対数を用いた方程式の解数判定
- 補助関数の増減
- 部分積分法
- 交互和の望遠鏡的相殺
- 数列の極限
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