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秋田大学/2011年度

秋田大学 2011年 数学 第1問解答・解説

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1問題

秋田大学2011年度第1問

大小2個のさいころを投げて, 出る目をそれぞれa, bとする。このa, bに対し, f(x)=x2−ax+bf(x)=x^{2}-ax+b , g(x)=x3−(a+b)x2+(a+1)bx−b2g(x)=x^{3}-(a+b)x^{2}+(a+1)bx-b^{2} とおく。次の問いに答えよ。

(i) 方程式 f(x)=0f(x)=0 が, 実数解をもつ確率を求めよ。

(ii) 方程式 f(x)=0f(x)=0 が,整数の解を少なくとも1つもつ確率を求めよ。

(iii) 方程式 g(x)=0g(x)=0 が,異なる整数の解をちょうど2個もつ確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

大小の区別できる2個のさいころの出目の組 a,ba,b は36通りで、すべて同様に確からしい。

(i) 二次方程式 f(x)=0f(x)=0 の判別式は D=a2−4bD=a^2-4b である。固定した a=1,2,3,4,5,6a=1,2,3,4,5,6 ごとに D≧0D\geq0 となる、1から6までの整数bbの個数は順に 0,1,2,4,6,60,1,2,4,6,6 通りだから、該当する組は 1919 通り。確率は 19/3619/36。

(ii) ff が整数根を1つもてば、解の和が aa なので他方の根も整数である。解の積は b>0b>0、和は a>0a>0 だから両根は正の整数である。正の整数根の和を aa、積を b≦6b\leq6 とする組は (a,b)=(2,1),(3,2),(4,3),(4,4),(5,4),(5,6),(6,5)(a,b)=(2,1),(3,2),(4,3),(4,4),(5,4),(5,6),(6,5) の7通り。よって確率は 7/367/36。

(iii) 展開して g(x)=(x−b)(x2−ax+b)=(x−b)f(x)g(x)=(x-b)(x^2-ax+b)=(x-b)f(x) を得る。したがって gg の整数根は、整数 bb と ff の整数根から得られる。 (ii) の7組を調べると、(2,1)(2,1) では根は 11 のみ、(5,6)(5,6) では 2,3,62,3,6 の3個である。他の (3,2),(4,3),(4,4),(5,4),(6,5)(3,2),(4,3),(4,4),(5,4),(6,5) では、それぞれ異なる整数根が (1,2),(1,3),(2,4),(1,4),(1,5)(1,2),(1,3),(2,4),(1,4),(1,5) となり、ちょうど2個である。該当する組は5通りなので、確率は 5/365/36。

この問題で使う考え方

  • 判別式
  • 因数分解
  • 場合の数

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