本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

秋田大学/2011年度

秋田大学 2011年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

秋田大学2011年度第2問

円 C1:x2+y2=25C_{1}: x^{2} + y^{2} = 25 と円 C2:(x−10)2+(y−5)2=50C_{2}: (x - 10)^{2} + (y - 5)^{2} = 50 の 2 つの交点と原点を通る円を C3C_{3} とする。次の問いに答えよ。

(i) 円 C3C_{3} の中心と半径を求めよ。

(ii) 点 P(x,y)P(x, y) が円 C3C_{3} 上を動くとき, 2y - x の最大値を求めよ。

(iii) 円 C1C_{1} と 円 C2C_{2} の 2 つの交点を通る円の中心の軌跡を求めよ。

(iv) 円 C1C_{1} と円 C2C_{2} の 2 つの交点を通る円を C とする。点 Q(x, y) が円 C 上を動くとき, 2y - x の最大値が最小となる円 C の中心と半径を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) 中心 (52,54), r=554;\displaystyle \left(\frac52,\frac54\right),\space{}r=\frac{5\sqrt5}{4};
    (ii) max⁡(2y−x)=254;\displaystyle (ii)\space{}\max(2y-x)=\frac{25}{4};
    (iii) y=x2;\displaystyle (iii)\space{}y=\frac{x}{2};
    (iv) 中心 (4,2), r=5.(4,2),\space{}r=\sqrt5.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(i)C2:x2+y2−20x−10y+75=0,C1:x2+y2−25=0.差をとると2x+y=10.y=10−2x を C1 に代入して5x2−40x+75=0,(x−3)(x−5)=0,交点は A(3,4),B(5,0).C3:x2+y2+Dx+Ey=0 とおく。B より D=−5,A より E=−52.(x−52)2+(y−54)2=12516,中心 (52,54),半径 554.(ii)中心を (h,k), 半径を r とする円上で、 −x+2y=s の直線が接するとき、中心から直線までの距離は r.この直線の法線の長さは 5,なので最大値は −h+2k+5r.C3 では −h+2k=0,よって5⋅554=254.(iii)A,B から等距離の点は AB の垂直二等分線上にある。AB の中点は (4,2),AB の傾きは −2,だから垂直二等分線はy−2=12(x−4),すなわち y=x2.この直線上の任意の点を中心とし、 A,B までの距離を半径とすれば円が得られる。したがって軌跡全体はy=x2.(iv)中心を (t,t2) とおくと、r2=(t−3)2+(t2−4)2=54(t−4)2+5.この中心では −h+2k=0 なのでmax⁡(2y−x)=5r.r2 は t=4 で最小となり、中心 (4,2),r=5 を得る.\displaystyle \begin{aligned} \text{(i)}\quad & C_2:x^2+y^2-20x-10y+75=0,\quad C_1:x^2+y^2-25=0.\\ &\text{差をとると}\quad 2x+y=10.\\ &y=10-2x\ \text{を}\ C_1\ \text{に代入して}\quad 5x^2-40x+75=0,\\ &\quad (x-3)(x-5)=0,\quad \text{交点は}\ A(3,4),B(5,0).\\ &C_3:x^2+y^2+Dx+Ey=0\ \text{とおく。}\quad B\ \text{より}\ D=-5,\quad A\ \text{より}\ E=-\frac52.\\ &\left(x-\frac52\right)^2+\left(y-\frac54\right)^2=\frac{125}{16},\\ &\text{中心}\ \left(\frac52,\frac54\right),\quad \text{半径}\ \frac{5\sqrt5}{4}.\\[2pt] \text{(ii)}\quad & \text{中心を}\ (h,k),\ \text{半径を}\ r\ \text{とする円上で、}\ -x+2y=s\ \text{の直線が接するとき、}\\ &\text{中心から直線までの距離は}\ r.\quad \text{この直線の法線の長さは}\ \sqrt5,\\ &\text{なので最大値は}\ -h+2k+\sqrt5r.\quad C_3\ \text{では}\ -h+2k=0,\\ &\text{よって}\quad \sqrt5\cdot\frac{5\sqrt5}{4}=\frac{25}{4}.\\[2pt] \text{(iii)}\quad & A,B\ \text{から等距離の点は}\ AB\ \text{の垂直二等分線上にある。}\\ &AB\ \text{の中点は}\ (4,2),\quad AB\ \text{の傾きは}\ -2,\\ &\text{だから垂直二等分線は}\quad y-2=\frac12(x-4),\quad \text{すなわち}\ y=\frac{x}{2}.\\ &\text{この直線上の任意の点を中心とし、}\ A,B\ \text{までの距離を半径とすれば円が得られる。}\\ &\text{したがって軌跡全体は}\quad y=\frac{x}{2}.\\[2pt] \text{(iv)}\quad & \text{中心を}\ (t,\frac{t}{2})\ \text{とおくと、}\\ &r^2=(t-3)^2+\left(\frac{t}{2}-4\right)^2=\frac54(t-4)^2+5.\\ &\text{この中心では}\ -h+2k=0\ \text{なので}\quad \max(2y-x)=\sqrt5r.\\ &r^2\ \text{は}\ t=4\ \text{で最小となり、中心}\ (4,2),\quad r=\sqrt5\ \text{を得る}. \end{aligned}

(i) 2円の式を引くと共通弦は 2x+y=102x+y=10。y=10−2xy=10-2x を C1C_1 に代入して交点 (3,4),(5,0)(3,4),(5,0) を得る。これらと原点を通る円の一般形に代入すると x2+y2−5x−52y=0\displaystyle x^2+y^2-5x-\frac52y=0、中心 (52,54)\displaystyle (\frac52,\frac54)、半径 554\displaystyle \frac{5\sqrt5}{4}。(ii) 円の中心を (h,k)(h,k)、半径を rr とすると、円上の 2y−x2y-x の最大値は −h+2k+5r-h+2k+\sqrt5r。C3C_3 では中心値が0なので最大値は 254\displaystyle \frac{25}{4}。(iii) 交点間の垂直二等分線が中心の軌跡であり、y=x2\displaystyle y=\frac{x}{2}。(iv) 中心を (t,t2)\displaystyle (t,\frac t2) とおくと r2=54(t−4)2+5\displaystyle r^2=\frac54(t-4)^2+5。中心値は常に0だから最大値の最小化は半径の最小化と同じで、t=4t=4、中心 (4,2)(4,2)、半径 5\sqrt5。

この問題で使う考え方

  • 根軸と交点計算
  • 円の一般形と平方完成
  • 円上の一次関数の最大値
  • 垂直二等分線による軌跡
  • 半径の平方完成による最小化

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。