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京都大学/2011年度

京都大学 2011年 数学 第2問解答・解説

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1問題

京都大学2011年度第2問配点 35点

a, b, c を実数とし,O を原点とする座標平面上において,行列 ((a, 1), (b, c)) によって表される1次変換を T とする.この1次変換 T が2つの条件 (i) 点(1, 2)を点(1, 2)に移す,(ii) 点(1, 0)と点(0, 1)が T によって点 A, B にそれぞれ移るとき,△OAB の面積が 1/2 である,を満たすとき,a, b, c を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=−1a=-1\quad 、(b,c)=(0,1)\quad (b,c)=(0,1)\quad または (−4,3)\quad (-4,3)\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

固定点条件から T(1,2)=(a+2,b+2c)=(1,2)T(1,2)=(a+2,b+2c)=(1,2) となるので、a=−1a=-1、b+2c=2b+2c=2、すなわち b=2−2cb=2-2c である。像は A=T(1,0)=(−1,b),B=T(0,1)=(1,c).A=T(1,0)=(-1,b),\qquad B=T(0,1)=(1,c). 三角形 OABOAB の面積は、2本のベクトルを列にもつ行列式の絶対値の半分だから [OAB]=12∣det⁡(−11bc)∣=12∣b+c∣.\displaystyle [OAB]=\frac12\left|\det\begin{pmatrix}-1&1\\b&c\end{pmatrix}\right|=\frac12|b+c|. 面積条件より ∣b+c∣=1|b+c|=1。ここに b=2−2cb=2-2c を代入すると ∣2−c∣=1|2-c|=1 なので、c=1c=1 または 33。従って (a,b,c)=(−1,0,1)または(−1,−4,3).\boxed{(a,b,c)=(-1,0,1)\quad\text{または}\quad(-1,-4,3)}.

固定点条件から a=−1a=-1 と b=2−2cb=2-2c を得る。像 A,BA,B を求め、行列式で三角形の面積を計算する。面積条件は ∣2−c∣=1|2-c|=1 に帰着し、二つの解を得る。

この問題で使う考え方

  • 固定点条件を連立する
  • 行列式の絶対値で面積を表す

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