解答 (i) f′(x)=(1+x2)22(1−x2) より,f は x=1 で極大,x=−1 で極小となる。したがって f の極大となる点は t=1。u=x−a とおくと g′(x)=(1+u2)2−4u=(1+(x−a)2)2−4(x−a), であり,g は x=a で極大となる。極大となる x が同じだから a=t=1。
(ii) a=1 とすると g(x)=x2−2x+22x−x2. 分母 (1+x2)(x2−2x+2) は常に正であり, f(x)−g(x)=(1+x2)(x2−2x+2)2x(x2−2x+2)−x(2−x)(1+x2)=(1+x2)(x2−2x+2)x(x−1)2(x+2). よって共有点の x 座標は 0,1,−2。各関数値はそれぞれ 0,1,−4/5 なので,共有点は (0,0),(1,1),(−2,−4/5).
(iii) x≧0 における交点は x=0,1 であり,0<x<1 では f(x)−g(x)>0。したがって囲まれた部分の面積は ∫01(f(x)−g(x))dx. まず ∫01f(x)dx=∫011+x22xdx=ln2. 次に u=x−1 とおくと g(x)=1+u21−u2=−1+1+u22. u=tanθ,−π/4≦θ≦0 と置換すれば ∫−101+u22du=∫−π/402dθ=2π. よって ∫01g(x)dx=−1+2π,求める面積=ln2−(−1+2π)=1+ln2−2π.