本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

秋田大学/2017年度

秋田大学 2017年 数学 第6問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

秋田大学2017年度第6問

定数 aa に対し, f(x)=2x1+x2\displaystyle f(x)=\frac{2x}{1+x^{2}}, g(x)=1−(x−a)21+(x−a)2\displaystyle g(x)=\frac{1-(x-a)^{2}}{1+(x-a)^{2}} とする。関数 f(x)f(x) と関数 g(x)g(x) が同じ x=tx=t で極大になるとする。次の問いに答えよ。

(i) a の値と t の値を求めよ。

(ii) 関数 y=f(x)y = f(x) のグラフと関数 y=g(x)y = g(x) のグラフのすべての共有点の座標を求めよ。

(iii) x≧0x \geq 0 において, 曲線 y=f(x)y = f(x) と曲線 y=g(x)y = g(x) で囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解答 (i) f′(x)=2(1−x2)(1+x2)2\displaystyle f'(x)=\frac{2(1-x^2)}{(1+x^2)^2} より,ff は x=1x=1 で極大,x=−1x=-1 で極小となる。したがって ff の極大となる点は t=1t=1。u=x−au=x-a とおくと g′(x)=−4u(1+u2)2=−4(x−a)(1+(x−a)2)2,\displaystyle g'(x)=\frac{-4u}{(1+u^2)^2}=\frac{-4(x-a)}{(1+(x-a)^2)^2}, であり,gg は x=ax=a で極大となる。極大となる xx が同じだから a=t=1a=t=1。

(ii) a=1a=1 とすると g(x)=2x−x2x2−2x+2.\displaystyle g(x)=\frac{2x-x^2}{x^2-2x+2}. 分母 (1+x2)(x2−2x+2)(1+x^2)(x^2-2x+2) は常に正であり, f(x)−g(x)=2x(x2−2x+2)−x(2−x)(1+x2)(1+x2)(x2−2x+2)=x(x−1)2(x+2)(1+x2)(x2−2x+2).\displaystyle \begin{aligned} f(x)-g(x) &=\frac{2x(x^2-2x+2)-x(2-x)(1+x^2)}{(1+x^2)(x^2-2x+2)}\\ &=\frac{x(x-1)^2(x+2)}{(1+x^2)(x^2-2x+2)}. \end{aligned} よって共有点の xx 座標は 0,1,−20,1,-2。各関数値はそれぞれ 0,1,−4/50,1,-4/5 なので,共有点は (0,0),(1,1),(−2,−4/5).(0,0),\quad(1,1),\quad(-2,-4/5).

(iii) x≧0x\ge0 における交点は x=0,1x=0,1 であり,0<x<10<x<1 では f(x)−g(x)>0f(x)-g(x)>0。したがって囲まれた部分の面積は ∫01(f(x)−g(x)) dx.\displaystyle \int_0^1(f(x)-g(x))\,dx. まず ∫01f(x) dx=∫012x1+x2 dx=ln⁡2.\displaystyle \int_0^1 f(x)\,dx=\int_0^1\frac{2x}{1+x^2}\,dx=\ln2. 次に u=x−1u=x-1 とおくと g(x)=1−u21+u2=−1+21+u2.\displaystyle g(x)=\frac{1-u^2}{1+u^2}=-1+\frac{2}{1+u^2}. u=tan⁡θu=\tan\theta,−π/4≦θ≦0-\pi/4\le\theta\le0 と置換すれば ∫−1021+u2 du=∫−π/402 dθ=π2.\displaystyle \int_{-1}^0\frac{2}{1+u^2}\,du=\int_{-\pi/4}^0 2\,d\theta=\frac\pi2. よって ∫01g(x) dx=−1+π2,求める面積=ln⁡2−(−1+π2)=1+ln⁡2−π2.\displaystyle \int_0^1g(x)\,dx=-1+\frac\pi2, \qquad \text{求める面積}=\ln2-\left(-1+\frac\pi2\right)=1+\ln2-\frac\pi2.

この問題で使う考え方

  • 増減と極値
  • 有理式の因数分解
  • 交点の符号判定
  • 三角置換

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。