本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

秋田大学/2020年度

秋田大学 2020年 数学 第7問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

秋田大学2020年度第7問

次の問いに答えなさい。

(i) 1個のさいころを3回続けて投げ,出た目の数を順に x1x_{1} , x2x_{2} , x3x_{3} とする。 x1+x2+x3x_{1} + x_{2} + x_{3} が2で割り切れるとき, x1x_{1} , x2x_{2} , x3x_{3} のうち少なくとも1つが奇数である確率を求めなさい。

(ii) 1 個のさいころを 3 回続けて投げ,出た目の数を順に x1x_{1} , x2x_{2} , x3x_{3} とする。 積 x1x2x3x_{1}x_{2}x_{3} が 4 で割り切れる確率を求めなさい。

(iii) 1個のさいころを7回続けて投げ,出た目の数を順に x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7x_{1}, x_{2}, x_{3}, x_{4}, x_{5}, x_{6}, x_{7} とする。 x12(x2+x3+x4)x_{1}^{2(x_{2}+x_{3}+x_{4})} が積 x5x6x7x_{5}x_{6}x_{7} で割り切れる確率を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

偶奇列の条件付き確率、2の因数による余事象計数、最後はx1を固定した素因数の分類と積の法則で数える。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) 34,\displaystyle \space{}\frac34,\qquad (ii) 58,\displaystyle \space{}\frac58,\qquad (iii) 49324.\displaystyle \space{}\frac{49}{324}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(i)和が偶数となるのは、3回の出目のうち奇数が0個または2個のとき。 条件を満たす偶奇列は 1+(32)=4 通りで、そのうち奇数が少なくとも1個ある列は (32)=3 通り。 偶奇列は同確率なので、求める条件付き確率は 34.(ii)積が4で割り切れないのは、2の因数が合計0個または1個のとき。 これは3回とも奇数の 33 通り、または 2,6 のいずれかがちょうど1回で他が奇数の (31)⋅2⋅32 通り。 よって1−33+(31)⋅2⋅3263=1−81216=58.(iii)m=x2+x3+x4 とおくと m≧3 なので、右辺の指数 2m≧6. x1 を固定したとき、積 x5x6x7 を割り切るため各出目に許される値とその組数は次の通り。x1x5,x6,x7 の各出目の候補組数1{1}12{1,2,4}33=273{1,3}23=84{1,2,4}33=275{1,5}23=86{1,2,3,4,6}53=125 これらの候補以外は右辺に含まれない素因数を持つ。候補内では、積に含まれる各素因数の指数は最大でも6であり、2m≧6 なので割り切り条件を満たす。 ただし x1=1 では右辺は1なので積も1でなければならない。x2,x3,x4 はどの出目でもよく、P=63(1+27+8+27+8+125)67=19664=49324.\displaystyle \text{(i)}\quad \text{和が偶数となるのは、3回の出目のうち奇数が0個または2個のとき。} \text{ 条件を満たす偶奇列は }1+\binom32=4\text{ 通りで、そのうち奇数が少なくとも1個ある列は }\binom32=3\text{ 通り。} \text{ 偶奇列は同確率なので、求める条件付き確率は }\frac34. \text{(ii)}\quad \text{積が4で割り切れないのは、2の因数が合計0個または1個のとき。} \text{ これは3回とも奇数の }3^3\text{ 通り、または }2,6\text{ のいずれかがちょうど1回で他が奇数の } \binom31\cdot2\cdot3^2\text{ 通り。} \text{ よって} 1-\frac{3^3+\binom31\cdot2\cdot3^2}{6^3} =1-\frac{81}{216}=\frac58. \text{(iii)}\quad m=x_2+x_3+x_4\text{ とおくと }m\ge3\text{ なので、右辺の指数 }2m\ge6. \text{ }x_1\text{ を固定したとき、積 }x_5x_6x_7\text{ を割り切るため各出目に許される値とその組数は次の通り。} \begin{array}{c|c|c} x_1&x_5,x_6,x_7\text{ の各出目の候補}&\text{組数}\\ \hline 1&\{1\}&1\\ 2&\{1,2,4\}&3^3=27\\ 3&\{1,3\}&2^3=8\\ 4&\{1,2,4\}&3^3=27\\ 5&\{1,5\}&2^3=8\\ 6&\{1,2,3,4,6\}&5^3=125 \end{array} \text{ これらの候補以外は右辺に含まれない素因数を持つ。候補内では、積に含まれる各素因数の指数は最大でも6であり、}2m\ge6\text{ なので割り切り条件を満たす。} \text{ ただし }x_1=1\text{ では右辺は1なので積も1でなければならない。} x_2,x_3,x_4\text{ はどの出目でもよく、} \begin{aligned} P&=\frac{6^3(1+27+8+27+8+125)}{6^7}\\ &=\frac{196}{6^4}=\frac{49}{324}. \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 確率の基本法則
  • 条件付き確率
  • 余事象
  • 積の法則
  • 独立な試行
  • 約数・倍数

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。