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旭川医科大学/2017年度

旭川医科大学 2017年 数学 第4問解答・解説

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1問題

旭川医科大学2017年度第4問

ある駐車場には 4 つの駐車枠 A, B, C, D が, アルファベット順に 1 列に並んでいる. そして自動車は, 4 台が順に入場して, 空いている枠に次の確率で駐車する.

(i) BとCのうち先着の自動車が隣の枠に駐車している枠,およびDには、等しい確率で駐車する。

(ii) A に駐車する確率, および B と C のうち両隣が空いている枠に駐車する確率は, (i) の確率の 3 倍である.

このとき、次の確率を求めよ.ただし、1台目の自動車が入場するときには、4つの枠はすべて空いている.

問 1 1 台目の自動車が A に駐車する確率

問 2 3 台目の自動車が入場したとき, B と D に自動車が駐車している確率

問 3 4 台目の自動車が入場したとき, C に自動車が駐車していない確率

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

各状態の空き枠の重みを正規化する。問2は3台目入場前の状態、問3は4台目入場前の状態として場合分けする。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1 310,\displaystyle \frac3{10},\quad 問2 18175,\displaystyle \frac{18}{175},\quad 問3 87350\displaystyle \frac{87}{350}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

各段階で空いている枠の重みを合計し、その合計で各重みを割って条件付き確率を得る。Aの重みは常に3、Dは1。BまたはCは、両隣が空いていれば3、少なくとも一方の隣に車があれば1である。

問1では最初の重みが3,3,3,13,3,3,1なので、P(1台目がA)=310.\displaystyle P(\text{1台目がA})=\frac3{10}.

問2は3台目が入場した時点、すなわち駐車前の状態を見る。最初の2台がB,Dに駐車した場合であり、順序はB→DB\to DまたはD→BD\to B。最初にBを選ぶ確率は3/103/10、その後Dを選ぶ条件付き確率は1/51/5。最初にDを選ぶ確率は1/101/10、その後Bを選ぶ条件付き確率は3/73/7。よって P(B,Dが埋まる)=310⋅15+110⋅37=18175.\displaystyle P(\text{B,Dが埋まる})=\frac3{10}\cdot\frac15+\frac1{10}\cdot\frac37=\frac{18}{175}.

問3は4台目が入場した時点なので、最初の3台の駐車後を見る。Cが空いているのは状態ABDABDのときに限る。2台駐車後の状態確率は、各順序の積を足して P(AB)=310⋅15+310⋅35=625,P(AD)=310⋅15+110⋅37=18175,P(BD)=310⋅15+110⋅37=18175.\displaystyle P(AB)=\frac3{10}\cdot\frac15+\frac3{10}\cdot\frac35=\frac6{25},\quad P(AD)=\frac3{10}\cdot\frac15+\frac1{10}\cdot\frac37=\frac{18}{175},\quad P(BD)=\frac3{10}\cdot\frac15+\frac1{10}\cdot\frac37=\frac{18}{175}. ABの後にDを選ぶ確率は1/21/2、ADの後にBを選ぶ確率は1/21/2、BDの後にAを選ぶ確率は3/43/4。したがって P(Cが空)=P(ABD)=625⋅12+18175⋅12+18175⋅34=87350.\displaystyle P(\text{Cが空})=P(ABD)=\frac6{25}\cdot\frac12+\frac{18}{175}\cdot\frac12+\frac{18}{175}\cdot\frac34=\frac{87}{350}.

この問題で使う考え方

  • 重みによる条件付き確率
  • 順序の異なる場合の加法
  • 状態別の条件付き確率の積と和

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