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高知大学/2017年度/前期

高知大学 2017年 数学 第3問解答・解説

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1問題

高知大学2017年度第3問

nn は正の整数とする。1から nn までの異なる nn 個の整数の順列を考える。以下そのような順列に対して,直前の数よりも小さい数が並ぶ回数を「下降回数」と呼ぶ。例えば,n=4n=4 のとき,1432では4の次に3,3の次に2が並んでいるので下降回数は2である。同様にして1234,1324,4321の下降回数はそれぞれ0,1,3である。下降回数が1である順列の総数を ana_n,下降回数が2である順列の総数を bnb_n とおく。このとき,次の問いに答えよ。(100点)

(1) a4a_4 を求めよ。

(2) an=∑k=0n(nCk−1)\displaystyle a_n=\sum\limits _{k=0}^{n}\left({}_{n}C_{k}-1\right) であることを示せ。

(3) ana_n を求めよ。

(4) n≧2n\geq2 のとき,bn=∑k=1n−1nCk an−k−∑m=1n−1(m−1)(nCm−1)\displaystyle b_n=\sum\limits _{k=1}^{n-1}{}_{n}C_{k}\,a_{n-k}-\sum\limits _{m=1}^{n-1}(m-1)\left({}_{n}C_{m}-1\right) であることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

準備(下降位置の記法)

順列 π=(π1,π2,…,πn)\pi=(\pi_1,\pi_2,\ldots,\pi_n) に対し,1≦i≦n−11\le i\le n-1 を満たす位置 ii が下降位置であるとは πi>πi+1\pi_i>\pi_{i+1} が成り立つことをいう.下降位置の個数が π\pi の下降回数である.

補題  1≦k≦n−11\le k\le n-1 を満たす整数 kk を固定する.{1,2,…,n}\{1,2,\ldots,n\} の部分集合 SS(∣S∣=k|S|=k)に対し,SS の要素を小さい順に並べたものを第 11 項から第 kk 項とし,補集合 Sc={1,…,n}∖SS^{c}=\{1,\ldots,n\}\setminus S の要素を小さい順に並べたものを第 k+1k+1 項から第 nn 項として結合した順列を π(S)\pi(S) とする.このとき次が成り立つ.

(i) S↦π(S)S\mapsto\pi(S) は,「位置 1,…,k−11,\ldots,k-1 にも位置 k+1,…,n−1k+1,\ldots,n-1 にも下降がない順列」(すなわち下降が起こりうるのは位置 kk だけである順列)全体との間の一対一の対応であり,その総数は nCk{}_{n}C_{k} である.

(ii) S={1,2,…,k}S=\{1,2,\ldots,k\} のとき,かつそのときに限り π(S)\pi(S) は下降回数 00(恒等順列 1,2,…,n1,2,\ldots,n)である.それ以外の nCk−1{}_{n}C_{k}-1 個の SS に対しては,π(S)\pi(S) の下降回数はちょうど 11 で,その下降位置は kk である.

証明.前半 kk 項,後半 n−kn-k 項はそれぞれ小さい順(増加列)に並んでいるから,位置 1,…,k−11,\ldots,k-1 と位置 k+1,…,n−1k+1,\ldots,n-1 には下降がない.したがって π(S)\pi(S) の下降回数は,位置 kk(π(S)k\pi(S)_k と π(S)k+1\pi(S)_{k+1} の間)で下降が起こるかどうかだけで決まり,00 か 11 である.位置 kk で下降が起こる条件は π(S)k>π(S)k+1であるための必要十分条件はmax⁡S>min⁡Sc\displaystyle \pi(S)_k>\pi(S)_{k+1}\text{であるための必要十分条件は} \max S>\min S^{c} である.

S={1,…,k}S=\{1,\ldots,k\} のときは max⁡S=k\displaystyle \max S=k,Sc={k+1,…,n}S^{c}=\{k+1,\ldots,n\} より min⁡Sc=k+1>k\displaystyle \min S^{c}=k+1>k なので上の不等式は成り立たず,位置 kk に下降はない.よってこのとき π(S)=(1,2,…,n)\pi(S)=(1,2,\ldots,n) で下降回数は 00 である.

逆に S≠{1,…,k}S\neq\{1,\ldots,k\} とする.もし SS の要素がすべて kk 以下ならば S⊂{1,…,k}S\subset\{1,\ldots,k\} かつ ∣S∣=k|S|=k より S={1,…,k}S=\{1,\ldots,k\} となり矛盾するから,SS は k+1k+1 以上の要素を少なくとも 11 つ含む.同様に,もし {1,…,k}\{1,\ldots,k\} の要素がすべて SS に含まれるならば ∣S∣=k|S|=k より S={1,…,k}S=\{1,\ldots,k\} となり矛盾するから,ScS^{c} は kk 以下の要素を少なくとも 11 つ含む.ゆえに max⁡S≧k+1>k≧min⁡Sc\displaystyle \max S\ge k+1>k\ge\min S^{c} となり,位置 kk で下降が起こる.したがって π(S)\pi(S) の下降回数はちょうど 11 で,下降位置は kk である.

対応 S↦π(S)S\mapsto\pi(S) が一対一の対応であることは,π(S)\pi(S) の最初の kk 項の集合がちょうど SS に一致し,SS から π(S)\pi(S) が一意に定まることから従う.よって(i),(ii)が示された.■\blacksquare

系  1≦j≦n−11\le j\le n-1 に対し,下降位置がただ 11 つで,それが位置 jj であるような順列の個数は nCj−1{}_{n}C_{j}-1 である.(補題(ii)そのもの.)

(1) a4a_4 を求める.

下降回数が 11 である順列は,下降位置がただ 11 つの位置 k=1,2,3k=1,2,3 のいずれかにある順列である.系より,位置 kk がただ 11 つの下降位置である順列の個数は 4Ck−1{}_{4}C_{k}-1 であり,これらは kk ごとに排反(下降位置は一意に定まる)だから a4=(4C1−1)+(4C2−1)+(4C3−1)=(4−1)+(6−1)+(4−1)=3+5+3=11.a_4=({}_{4}C_{1}-1)+({}_{4}C_{2}-1)+({}_{4}C_{3}-1)=(4-1)+(6-1)+(4-1)=3+5+3=11 .

(検算:具体的に列挙すると,k=1k=1:2134,3124,41232134,3124,4123  k=2k=2:1324,1423,2314,2413,34121324,1423,2314,2413,3412  k=3k=3:1243,1342,23411243,1342,2341 の合計 3+5+3=113+5+3=11 個であり,実際にいずれも下降回数が 11 であることが直接確認できる.)

a4=11.a_4=11 .

(2) an=∑k=0n(nCk−1)\displaystyle a_n=\displaystyle\sum\limits _{k=0}^{n}\left({}_{n}C_{k}-1\right) を示す.

下降回数が 11 である順列は下降位置をただ 11 つ持ち,その位置は {1,…,n−1}\{1,\ldots,n-1\} のいずれかである.下降位置は各順列に対して一意に定まるから,位置ごとの場合分けは排反であり,系より an=∑j=1n−1(nCj−1).\displaystyle a_n=\sum\limits _{j=1}^{n-1}\left({}_{n}C_{j}-1\right) . ここで nC0−1=1−1=0{}_{n}C_{0}-1=1-1=0,nCn−1=1−1=0{}_{n}C_{n}-1=1-1=0 であるから,k=0k=0 と k=nk=n の項を付け加えても和の値は変わらない.よって an=∑k=0n(nCk−1)\displaystyle a_n=\sum\limits _{k=0}^{n}\left({}_{n}C_{k}-1\right) が成り立つ.■\blacksquare

(3) ana_n を求める.

二項定理(または {1,…,n}\{1,\ldots,n\} の部分集合の総数)より ∑k=0nnCk=2n\displaystyle\sum\limits _{k=0}^{n}{}_{n}C_{k}=2^{n} であるから,(2)の結果より an=∑k=0nnCk−∑k=0n1=2n−(n+1)=2n−n−1.\displaystyle a_n=\sum\limits _{k=0}^{n}{}_{n}C_{k}-\sum\limits _{k=0}^{n}1=2^{n}-(n+1)=2^{n}-n-1 .

(検算:n=4n=4 のとき 24−4−1=16−5=112^4-4-1=16-5=11 で(1)の結果と一致する.n=1n=1 のとき 2−1−1=02-1-1=0(長さ 11 の順列は下降回数が常に 00 であり整合),n=2n=2 のとき 22−2−1=12^2-2-1=1(順列 2121 のみが下降回数 11),n=3n=3 のとき 23−3−1=42^3-3-1=4(実際 132,213,231,312132,213,231,312 の 44 個)と,いずれも実際の値と一致する.)

an=2n−n−1.a_n=2^{n}-n-1 .

(4) n≧2n\ge2 のとき bn=∑k=1n−1nCk an−k−∑m=1n−1(m−1)(nCm−1)\displaystyle b_n=\sum\limits _{k=1}^{n-1}{}_{n}C_{k}\,a_{n-k}-\sum\limits _{m=1}^{n-1}(m-1)\left({}_{n}C_{m}-1\right) であることを示す.

1≦k≦n−11\le k\le n-1 を満たす整数 kk を固定するごとに,次の組 (S,τ)(S,\tau) を考える:SS は {1,…,n}\{1,\ldots,n\} の kk 元部分集合,τ=(τ1,…,τn−k)\tau=(\tau_1,\ldots,\tau_{n-k}) は {1,…,n−k}\{1,\ldots,n-k\} の順列で下降回数がちょうど 11 のもの(このような τ\tau は定義より an−ka_{n-k} 個ある.1≦n−k≦n−11\le n-k\le n-1 なので an−ka_{n-k} はすでに定義済みの量である).

Sc={1,…,n}∖SS^{c}=\{1,\ldots,n\}\setminus S の要素を小さい順に s1<s2<⋯<sn−ks_1<s_2<\cdots<s_{n-k} とし,τ\tau から作った順列 π(S,τ)=(S を小さい順に並べたもの⏟第 1 項から第 k 項, sτ1,sτ2,…,sτn−k)\pi(S,\tau)=\bigl(\underbrace{S\text{ を小さい順に並べたもの}}_{\text{第 }1\text{ 項から第 }k\text{ 項}},\ s_{\tau_1},s_{\tau_2},\ldots,s_{\tau_{n-k}}\bigr) を対応させる.(j↦sτjj\mapsto s_{\tau_j} は {1,…,n−k}\{1,\ldots,n-k\} から ScS^c への大小関係を保つ対応 j↦sjj\mapsto s_j に τ\tau を合成したものだから,後半 n−kn-k 項のうちの下降位置は,τ\tau の下降位置とちょうど同じ個数・同じ相対位置に現れる.)

固定した kk に対し,(S,τ)↦π(S,τ)(S,\tau)\mapsto\pi(S,\tau) は「前半 kk 項が増加列であり,後半 n−kn-k 項の内部(位置 k+1,…,n−1k+1,\ldots,n-1)の下降回数がちょうど 11 であるような順列」全体との間の一対一の対応であり,その個数は nCk⋅an−k{}_{n}C_{k}\cdot a_{n-k} である.ゆえに,k=1,…,n−1k=1,\ldots,n-1 の組 (k,S,τ)(k,S,\tau) の総数は ∑k=1n−1nCk an−k\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n-1}{}_{n}C_{k}\,a_{n-k} である.

π(S,τ)\pi(S,\tau) の下降回数を調べる.前半 kk 項は増加列だから位置 1,…,k−11,\ldots,k-1 に下降はなく,後半 n−kn-k 項の内部(位置 k+1,…,n−1k+1,\ldots,n-1)には τ\tau による下降がちょうど 11 個ある.よって残るのは位置 kk(前半と後半の境目)だけであり, π(S,τ) の下降回数=1+{1(π(S,τ)k>π(S,τ)k+1,すなわち境目にも下降がある場合)0(境目に下降がない場合)\pi(S,\tau)\text{ の下降回数}=1+\begin{cases}1 & (\pi(S,\tau)_k>\pi(S,\tau)_{k+1}\text{,すなわち境目にも下降がある場合)}\\ 0 & (\text{境目に下降がない場合})\end{cases} すなわち,π(S,τ)\pi(S,\tau) の下降回数は必ず 11 か 22 のいずれかである.

以下,この対応で作られる順列を,下降回数がちょうど 22 になる場合(境目にも下降がある場合)と,下降回数がちょうど 11 になる場合(境目に下降がない場合)とに分けて数え直す.

(a) 下降回数が 22 である順列は,この対応でちょうど 11 回ずつ現れる.

下降回数が 22 である任意の順列 π\pi をとり,その 22 つの下降位置を i<ji<j(1≦i<j≦n−11\le i<j\le n-1)とする.π\pi は位置 1,…,i1,\ldots,i,位置 i+1,…,ji+1,\ldots,j,位置 j+1,…,nj+1,\ldots,n の各区間で増加列である.

k=ik=i ととり,S={π1,…,πi}S=\{\pi_1,\ldots,\pi_i\}(前半 ii 項の集合),τ\tau を後半 n−in-i 項 (πi+1,…,πn)(\pi_{i+1},\ldots,\pi_n) の大小関係のパターンとする.前半 ii 項は増加列だから条件を満たし,後半 n−in-i 項の内部(位置 i+1,…,n−1i+1,\ldots,n-1)に含まれる下降は π\pi の下降のうち位置 jj(j>ij>i なので後半の内部に入る)のみであるから,ちょうど 11 個であり,τ\tau は下降回数 11 の順列である.また境目の位置 ii はもとより π\pi の下降位置だから,π(S,τ)=π\pi(S,\tau)=\pi であり,下降回数は 1(内部)+1(境目)=21(\text{内部})+1(\text{境目})=2 で一致する.

逆に,k<ik<i を取ると,後半 n−kn-k 項の内部(位置 k+1,…,n−1k+1,\ldots,n-1)には π\pi の下降位置 i,ji,j が両方含まれてしまい(k<i<j≦n−1k<i<j\le n-1 なので),内部の下降が 22 個になって「下降回数ちょうど 11 の τ\tau」という条件に反する.また k≧jk\ge j をとると,前半 kk 項の内部(位置 1,…,k−11,\ldots,k-1)に π\pi の下降位置 ii(i<j≦ki<j\le k)が入ってしまい,前半が増加列にならない.kk が i<k<ji<k<j の場合も同様に前半に位置 ii の下降が入り増加列にならない.よって,この π\pi を再現できる kk は k=ik=i のみである.

以上より,下降回数が 22 である順列は,この対応でちょうど 11 回(k=ik=i,すなわちその順列の最初の下降位置に対応する kk)だけ現れる.

(b) 下降回数が 11 である順列で,その下降位置が jj(1≦j≦n−11\le j\le n-1)であるものは,この対応で j−1j-1 回現れる.

そのような順列 π′\pi'(下降回数 11,下降位置 jj のみ)を考える.π′\pi' は位置 1,…,j1,\ldots,j で増加列,位置 j+1,…,nj+1,\ldots,n で増加列である.

1≦k≦j−11\le k\le j-1 を任意にとる.前半 kk 項(位置 1,…,k1,\ldots,k)は π′\pi' の増加区間 1,…,j1,\ldots,j の一部だから増加列である.後半 n−kn-k 項の内部(位置 k+1,…,n−1k+1,\ldots,n-1)には,π′\pi' の唯一の下降位置 jj が(k<j≦n−1k<j\le n-1 より)含まれ,それ以外に下降はないから,内部の下降はちょうど 11 個で,条件を満たす.また境目の位置 kk は増加区間 1,…,j1,\ldots,j の内部(k<jk<j)にあるから下降ではない.したがって S={π1′,…,πk′}S=\{\pi'_1,\ldots,\pi'_k\},τ=\tau= 後半 n−kn-k 項のパターンとして π(S,τ)=π′\pi(S,\tau)=\pi' が再現され,このとき境目に下降がないので下降回数の合計は 11 となり,π′\pi' 自身の下降回数と一致する.

k=jk=j の場合,後半 n−jn-j 項の内部(位置 j+1,…,n−1j+1,\ldots,n-1)には下降位置 jj が含まれず,π′\pi' の下降はこれのみだったから後半内部の下降は 00 個になり,「下降回数ちょうど 11 の τ\tau」という条件を満たさない.よって k=jk=j はこの対応の対象にならない.k>jk>j の場合は前半 kk 項の内部(位置 1,…,k−11,\ldots,k-1)に下降位置 jj(j<kj<k)が入ってしまい,前半が増加列という条件を満たさない.

以上より,π′\pi' を再現できる kk は k=1,2,…,j−1k=1,2,\ldots,j-1 のちょうど j−1j-1 個である.

(c) 集計

(a)(b)より ∑k=1n−1nCk an−k=bn⏟下降回数2の順列,各1回 + ∑j=1n−1(j−1)(nCj−1)⏟下降回数1・下降位置jの順列,各(j−1)回(系より個数nCj−1)\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n-1}{}_{n}C_{k}\,a_{n-k} =\underbrace{b_n}_{\text{下降回数2の順列,各1回}}\ +\ \underbrace{\sum\limits _{j=1}^{n-1}(j-1)\bigl({}_{n}C_{j}-1\bigr)}_{\text{下降回数1・下降位置}j\text{の順列,各}(j-1)\text{回(系より個数}{}_{n}C_{j}-1)} であるから,mm で書き直して bn=∑k=1n−1nCk an−k−∑m=1n−1(m−1)(nCm−1)\displaystyle b_n=\sum\limits _{k=1}^{n-1}{}_{n}C_{k}\,a_{n-k}-\sum\limits _{m=1}^{n-1}(m-1)\left({}_{n}C_{m}-1\right) が成り立つ.■\blacksquare

(検算:n=2n=2 のとき,右辺 =2C1a1−(1−1)(2C1−1)=2⋅0−0=0={}_{2}C_{1}a_1-(1-1)({}_{2}C_{1}-1)=2\cdot0-0=0.長さ 22 の順列の下降回数は 00 か 11 しかないから b2=0b_2=0 で一致.

n=3n=3 のとき,右辺 =3C1a2+3C2a1−[(1−1)(3C1−1)+(2−1)(3C2−1)]=3⋅1+3⋅0−[0+1⋅2]=3−2=1={}_{3}C_{1}a_2+{}_{3}C_{2}a_1-\bigl[(1-1)({}_{3}C_{1}-1)+(2-1)({}_{3}C_{2}-1)\bigr]=3\cdot1+3\cdot0-\bigl[0+1\cdot2\bigr]=3-2=1.実際,長さ 33 の順列で下降回数が 22 であるものは 321321 のみだから b3=1b_3=1 で一致.

n=4n=4 のとき,右辺 =4C1a3+4C2a2+4C3a1−[(1−1)(4C1−1)+(2−1)(4C2−1)+(3−1)(4C3−1)]={}_{4}C_{1}a_3+{}_{4}C_{2}a_2+{}_{4}C_{3}a_1-\bigl[(1-1)({}_{4}C_{1}-1)+(2-1)({}_{4}C_{2}-1)+(3-1)({}_{4}C_{3}-1)\bigr] =4⋅4+6⋅1+4⋅0−[0+1⋅5+2⋅3]=16+6+0−(5+6)=22−11=11=4\cdot4+6\cdot1+4\cdot0-\bigl[0+1\cdot5+2\cdot3\bigr]=16+6+0-(5+6)=22-11=11. これは全順列 2424 個のうち下降回数 0,1,2,30,1,2,3 のものがそれぞれ 1,11,11,11,11,11,1 個(合計 2424)であることと整合する.)

この問題で使う考え方

  • 順列
  • 組合せ
  • 総和記号と数列の和

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