千葉大学/2025年度
千葉大学 2025年 数学 第5問解答・解説
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1問題
さいころを投げて座標平面上の点 P を動かす試行を繰り返す。最初の点 P の位置は原点であるとする。1回の試行では1個のさいころを投げて、出た目に応じて以下の規則により点 P を動かす。1または2が出れば、点 P を x 軸方向に +1 だけ動かす。3または4が出れば、点 P を y 軸方向に +1 だけ動かす。5または6が出れば、点 P を y 軸方向に −1 だけ動かす。n 回目の試行直後の点 P の座標を (x_n, y_n) とする。このとき、以下の問いに答えよ。(1) = = 0 となる確率を求めよ。(2) = 0 となる確率を求めよ。(3) y_1, ..., y_5 がすべて0以上で、かつ = 0 となる確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 20/729。(2) 47/243。(3) 17/243。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
各回の出目による移動を ( を1増加)、( を1増加)、( を1減少)と分類する。それぞれ2つの目に対応するから確率は 。6回は独立なので、各長さ6の分類列は同様に確からしく、その総数は である。
(1) となるには が一度も出ず、さらに となるには がそれぞれ3回出る必要がある。 の位置を選べば列は定まるので、該当列は 通り。したがって求める確率は 。
(2) となるには の回数が等しい。両者がそれぞれ 回なら残りは で、。各場合の列数は の位置、残った場所から の位置を選んで となる。よって列数の合計と確率は
(3) は 座標を変えないので、 だけを抜き出した列が、各段階で負にならず、最後に0へ戻ることが条件となる。 が各 回のとき、そのような列は に対してそれぞれ1,1,2,5通りである。例えば では 、 では の5通りである。各縦移動列の位置を6か所から選ぶので、全列数は したがって確率は 。
各回をX(xを+1)、U(yを+1)、D(yを−1)に分類する。確率は各1/3で分類列は同様に確からしい。(1)(2)は終点条件ごとに数え、(3)はU,Dだけを取り出して非負の平衡列を数える。
この問題で使う考え方
- 同様に確からしい場合の数
- 組合せ
- 多項係数
- 非負条件を満たす列の列挙
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