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山形大学/2025年度

山形大学 2025年 数学 第1問解答・解説

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1問題

山形大学2025年度第1問

大人5人と子ども4人がテーブルに着席する.ただし,9人全員に席を1つずつ割り当てるものとする.このとき,次の問に答えよ.

(1) 3 人席のテーブル A, B, C に着席するとき, 次の (i), (ii), (iii) に答えよ.

(i) テーブル A に子どもがちょうど 1 人着席する確率を求めよ.

(ii) テーブル A に大人が 1 人以上着席する確率を求めよ.

(iii) 各テーブル A, B, C に大人が 1 人以上着席する確率を求めよ.

(2) 円形の5人席のテーブルD, Eに着席するとき, 次の(i), (ii)に答えよ. ただし, テーブルEには, 使用しない席があらかじめ1つ決められているとする.

(i) テーブル D に子どもがちょうど 2 人着席し, かつ隣り合う確率を求めよ.

(ii) 各テーブル D, E に子ども 2 人が隣り合わせに着席する確率を求めよ.ただし,使用しない席を挟んで着席する場合は,隣り合わせに着席するとはいわないものとする.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(i) 1021,\displaystyle \frac{10}{21},\quad (ii) 2021,\displaystyle \frac{20}{21},\quad (iii) 67;\displaystyle \frac67;\qquad (2)(i) 521,\displaystyle \frac5{21},\quad (ii) 542.\displaystyle \frac5{42}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

9人の座席への着席は一様であるため、9席のうち4席を子どもの席として選ぶ組は全て同様に確からしく、その総数は (94)=126\displaystyle \binom94=126 である。

(1) 3人席のテーブル A,B,CA,B,C を考える。

(i) テーブル AA に座る3人のうち子どもがちょうど1人となる確率は、超幾何的な数え上げにより (41)(52)(93)=4084=1021.\displaystyle \frac{\binom41\binom52}{\binom93}=\frac{40}{84}=\frac{10}{21}.

(ii) テーブル AA に大人が1人以上いる確率は、3席全てが子どもとなる場合を除いて 1−(43)(93)=1−484=2021.\displaystyle 1-\frac{\binom43}{\binom93}=1-\frac4{84}=\frac{20}{21}.

(iii) 各テーブルに大人が1人以上いるためには、どのテーブルも3席全てが子どもであってはならない。4人の子どもしかいないので、3席全てが子どもとなるテーブルは高々1つである。そのような子どもの席の組は、全子ども席の選び方 (94)\displaystyle \binom94 のうち、全子ども席が入るテーブルの選択3通りと、残り1人が他の6席から選ばれる 66 通りの積、計 1818 通りである。従って確率は 126−18126=108126=67.\displaystyle \frac{126-18}{126}=\frac{108}{126}=\frac67.

(2) テーブル DD の5席は円周上に並び、テーブル EE は5席中あらかじめ決まった1席を使わない。従って子ども4人の席位置は、9席から4席を選ぶ 126126 通りが等確率である。

(i) DD の円周上の隣接席の組は5組ある。DD に子どもがちょうど2人でその2人が隣り合うには、Dの隣接席の組を5通りで選び、残る2人の席をEの使用する4席から (42)=6\displaystyle \binom42=6 通りで選べばよい。よって 5(42)(94)=30126=521.\displaystyle \frac{5\binom42}{\binom94}=\frac{30}{126}=\frac5{21}.

(ii) Dでは隣接席の組が5組ある。Eでは使用しない席をまたぐ組は隣接とみなさないので、使用席4つの並びは両端が切れた列となり、隣接席の組は3組である。従って有利な子ども席の組は 5⋅3=155\cdot3=15 通りで、確率は 15(94)=15126=542.\displaystyle \frac{15}{\binom94}=\frac{15}{126}=\frac5{42}.

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 積の法則
  • 確率の基本法則
  • 余事象
  • 順列

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