(1) bn=log2an とすると、条件は k=1∑nbk=−2n3+49+2bn である。これを n+1 の式から n の式を引くと bn+1=−2{(n+1)3−n3}+2(bn+1−bn), したがって bn+1=2bn+6n2+6n+2.(1) また、n=1 を元の条件に代入すると b1=−2+49+2b1 より b1=−47 である。
f(n)=αn2+βn+γ が (1) と同じ形の漸化式 f(n+1)=2f(n)+6n2+6n+2 を満たすように係数を比較する。左辺は αn2+(2α+β)n+(α+β+γ)、右辺は (2α+6)n2+(2β+6)n+(2γ+2) なので、 α=−6,β=−18,γ=−26. このとき bn−f(n) は初項 b1−f(1)=−47−(−50)=3、公比2の等比数列である。よって bn=3⋅2n−1−6n2−18n−26.
(2) 隣り合う項の差をとると bn+1−bn=3⋅2n−1−12n−24. n=1,2,3,4,5 ではこの値はそれぞれ −33,−42,−48,−48,−36 であり、n=6 では0、n=7 では84である。また、この差の次の項との差は (bn+2−bn+1)−(bn+1−bn)=3⋅2n−1−12>0(n≧4) だから、n≧7 では隣接差は正であり続ける。したがって bn の最小値は n=6,7 でとる。 b6=3⋅25−6⋅62−18⋅6−26=−254,b7=3⋅26−6⋅72−18⋅7−26=−254. an=2bn であり、底2の指数関数は増加するから、an の最小値は 2−254 である。
与えられた常用対数を使うと 2−254≈10−254⋅0.3010=10−76.454=100.546⋅10−77. さらに log103≈0.4771<0.546<0.6020≈log104 なので、3<100.546<4。従って 2−254 は 3 と 4 の間の数に 10−77 を掛けたものであり、小数第77位に初めて0でない数字3が現れる。
検算 漸化式の隣接差は n=6 で0なので b6=b7、n=7 で正なのでその後増加する。これより最小を与える添字が6,7の2つであることを再確認できる。