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愛媛大学/2015年度/前期

愛媛大学 2015年 数学 第7問解答・解説

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1問題

愛媛大学2015年度第7問

(理学部・工学部(環境建設工学科社会デザインコースを除く)・医学部) aa を実数とし,数列 {an}\{a_n\} および {bn}\{b_n\} を a1=a,an+1={an+1(n が奇数のとき),2an(n が偶数のとき)a_1=a,\qquad a_{n+1}= \begin{cases} a_n+1 &(n\text{ が奇数のとき}),\\ 2a_n &(n\text{ が偶数のとき}) \end{cases} b1=a,bn+1={2bn(n が奇数のとき),bn+1(n が偶数のとき)b_1=a,\qquad b_{n+1}= \begin{cases} 2b_n &(n\text{ が奇数のとき}),\\ b_n+1 &(n\text{ が偶数のとき}) \end{cases} で定める。   (1) a2,a3,a4a_2,a_3,a_4,および b2,b3,b4b_2,b_3,b_4 を求めよ。   (2) 数列 {cn}\{c_n\} を cn=a2nc_n=a_{2n} で定める。{cn}\{c_n\} の一般項を求めよ。   (3) 数列 {Sn},{Tn}\{S_n\},\{T_n\},および {Un}\{U_n\} をそれぞれ Sn=∑k=12nak,Tn=∑k=12nbk,Un=Sn−Tn\displaystyle S_n=\sum\limits _{k=1}^{2n}a_k,\qquad T_n=\sum\limits _{k=1}^{2n}b_k,\qquad U_n=S_n-T_n で定める。   (i) {Sn}\{S_n\} の一般項を求めよ。   (ii) a=1a=1 のとき,{Un}\{U_n\} の一般項を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

数学確認 (1) 漸化式の添字の偶奇どおり、 a2=a+1, a3=2a+2, a4=2a+3,b2=2a, b3=2a+1, b4=4a+2.a_2=a+1,\ a_3=2a+2,\ a_4=2a+3,\qquad b_2=2a,\ b_3=2a+1,\ b_4=4a+2.

(2) c1=a+1c_1=a+1、また a2n+1=2a2na_{2n+1}=2a_{2n} と a2n+2=a2n+1+1a_{2n+2}=a_{2n+1}+1 から cn+1=2cn+1c_{n+1}=2c_n+1。よって cn=(a+2)2n−1−1.c_n=(a+2)2^{n-1}-1.

(3)(i) a2m−1=cm−1a_{2m-1}=c_m-1 なので a2m−1+a2m=(a+2)2m−3a_{2m-1}+a_{2m}=(a+2)2^m-3。これを m=1,…,nm=1,\dots,n で足すと Sn=(a+2)(2n+1−2)−3n.S_n=(a+2)(2^{n+1}-2)-3n.

(3)(ii) 同様に b2m−1=(a+1)2m−1−1b_{2m-1}=(a+1)2^{m-1}-1、b2m=(a+1)2m−2b_{2m}=(a+1)2^m-2 だから Tn=3(a+1)(2n−1)−3n.T_n=3(a+1)(2^n-1)-3n. したがって Un=Sn−Tn=(1−a)(2n−1)U_n=S_n-T_n=(1-a)(2^n-1)。原文指定の a=1a=1 では、すべての自然数 nn について Un=0U_n=0。

この問題で使う考え方

  • 漸化式
  • 等比数列の一般項と和

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