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藤田医科大学/2017年度/前期

藤田医科大学 2017年 数学 第2問解答・解説

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1問題

藤田医科大学2017年度第2問

次のように媒介変数表示された(xy)平面上の曲線を(C)とする。 {x=sin⁡t+12sin⁡2t,y=cos⁡t\displaystyle \begin{cases} x=\sin t+\frac{1}{2}\sin 2t,\\ y=\cos t \end{cases} ただし0≦t≦2π0\leq t\leq2\piである。

(1) dxdt\displaystyle \frac{dx}{dt}およびdydt\displaystyle \frac{dy}{dt}を計算し,(C)の概形を図示せよ。

(2) (C)で囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • dx/dt
    cos(t)+cos(2t)
  • dy/dt
    -sin(t)
  • 媒介変数を消去した曲線
    x2=(1−y)(1+y)3x^2=(1-y)(1+y)^3
  • 囲まれた部分の面積
    pi

3解答

解答を見る途中式つきの解答

x=sin⁡t(1+cos⁡t)x=\sin t(1+\cos t) と y=cos⁡ty=\cos t から、tt と 2π−t2\pi-t に対応する左右対称な枝が得られます。消去式は x2=(1−y)(1+y)3x^2=(1-y)(1+y)^3 です。v=1+yv=1+y とおくと x=±v3/22−vx=\pm v^{3/2}\sqrt{2-v} であり、v→0+v\to0+ のとき x/(y+1)=±v(2−v)→0x/(y+1)=\pm\sqrt{v(2-v)}\to0 なので下端の共通接線は垂直線 x=0x=0。したがって (0,−1)(0,-1) が尖点です。代表点と左右の張り出しの最大点を使って概形を描けます。

面積は左右の枝の差の積分で求められます: S=2∫−11(1+y)1−y2 dy=π.\displaystyle S=2\int_{-1}^{1}(1+y)\sqrt{1-y^2}\,dy=\pi. 奇関数の項は消え、残りは半径1の半円の面積から計算できます。

x軸・y軸(目盛は両軸とも1/2刻みで −3/2〜3/2、−1〜1)に、紫の閉曲線 C:x=sin t(1+cos t), y=cos t(0≦t≦2π)が描かれている。黒点は上端の (0, 1)、左右に最も張り出す (−3√3/4, 1/2) と (3√3/4, 1/2)、x軸との交点 (−1, 0) と (1, 0)、下端の尖点 (0, −1) で、曲線は左右対称で下端では両枝が y軸に接して尖る。

この問題で使う考え方

  • 媒介変数の微分
  • 対称性と代表点による概形
  • 左右の枝の関数差の定積分

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