[1] 積和公式 cos(mx)cos(nx)=21{cos((m−n)x)+cos((m+n)x)} を用いる。m=n のときは ∫cos(mx)cos(nx)dx=2(m−n)sin((m−n)x)+2(m+n)sin((m+n)x)+C. m=n のときは cos2(mx)=(1+cos(2mx))/2 より ∫cos2(mx)dx=2x+4msin(2mx)+C.
[2](1) s=sint,c=cost とおく。直線 PQ の方程式は sx+cy=sc. t=0 のときもこの式は y=0 を表す。原点からこの直線に下ろした垂線の足を H とすると、OH の方向は (s,c) なので H=λ(s,c) と書ける。直線の式へ代入し s2+c2=1 を使うと λ=sc。H が線分 OR の中点であることから R=(2cs2,2c2s)=(sin2tsint,sin2tcost). t=0 では R=O となり、問題の定義とも一致する。
[2](2) この座標を (x(t),y(t)) とする。0<t≦π/4 で x′(t)=2sint(2−3sin2t)>0, また y(t)≧x(t)、等号は t=0,π/4 だけである。端点は (0,0) と (1/2,1/2)。よって求める面積は S=∫0π/4y(t)x′(t)dt−∫01/2xdx=I−41 と表せる。ただし I=∫0π/4yx′dt とした。 部分積分によって I+∫0π/4xy′dt=[xy]0π/4=21. したがって S=21∫0π/4(yx′−xy′)dt. ここで r=sin2t とおけば x=rsint,y=rcost なので、直接展開して yx′−xy′=rcost(r′sint+rcost)−rsint(r′cost−rsint)=r2=sin22t. 以上より S=21∫0π/4sin22tdt=[4t−16sin4t]0π/4=16π.
【表示上の注記】補助図はこのローカルプレビューでは未表示です。元の図データ・参照は保持しています。座標・範囲・計算・証明は採用稿の本文に記載されています。
図の着色部分が、曲線と直線 y=x に囲まれた領域である。