上側ループは 0≦t≦π に対応する。x=cos2t は 0≦t≦π/2 で 1 から −1 へ減少し、π/2≦t≦π で −1 から 1 へ増加する。したがって、−1<x<1 における2枝は t と π−t に対応し、高さはそれぞれ tsint と (π−t)sint である。両枝は x=−1 の点 (−1,π/2) で接続し、x=1 では (1,0) に戻る。2枝の高さの差は (π−t)sint−tsint=(π−2t)sint>0(0<t<π/2). よって通常の縦断面積分で上側ループの面積を求めると、x=cos2t、dx=−2sin2tdt より A+=∫−11(yupper(x)−ylower(x))dx=∫0π/2(π−2t)sint2sin2tdt=∫0π/2(π−2t)(cost−cos3t)dt=2−92=916. 最後の積分では、部分積分により ∫0π/2(π−2t)costdt=2、∫0π/2(π−2t)cos3tdt=2/9 を得る。
下側ループでは t=π+s および t=2π−s(0≦s≦π/2)が同じ x=cos2s に対応する。2枝の y 座標はそれぞれ −(π+s)sins と −(2π−s)sins であり、前者が上側、後者が下側である。その差は (π−2s)sins>0(0<s<π/2)。両枝は x=−1 の点 (−1,−3π/2) で接続し、x=1 では (1,0) に戻る。したがって同じ縦断面積分から A−=∫0π/2(π−2s)sins2sin2sds=916. 上下のループは共通点 (1,0) で接し、各ループの2枝はそれぞれ x=−1 の端点で接続する。求める2領域の面積の和は A++A−=916+916=932.