(1) x=e−tcost,y=e−tsint(0≦t≦π) とおくと、 x′(t)=−e−t(cost+sint),y′(t)=e−t(cost−sint). cost+sint=0 となるのは t=3π/4 であり、cost+sint は 0≦t<3π/4 で正、3π/4<t≦π で負である。よって x は t=3π/4 まで減少し、その後増加するから、 minx=x(3π/4)=−2e−3π/4. また、cost−sint=0 となるのは t=π/4 であり、y は 0≦t≦π/4 で増加し、π/4≦t≦π で減少する。端点では y(0)=y(π)=0 だから、 maxy=y(π/4)=2e−π/4. 曲線上の点は t の増加につれて (1,0),(2e−π/4,2e−π/4),(0,e−π/2),(−2e−3π/4,2e−3π/4),(−e−π,0) を順に通る。0<t<π では y>0 であり、x は最後の区間で少し右へ戻る。この特徴を示す概形は次のとおりである(点の位置は見やすくした模式図)。
(2) g(t)=sin2tcost とおくと、 g′(t)=2sintcos2t−sin3t=2sint−3sin3t. また (r3)′=3r2r′ なので、部分積分により ∫0πr2r′sin2tcostdt=31∫0π(r3)′g(t)dt=31[r(t)3sin2tcost]0π−31∫0πr(t)3g′(t)dt=−31∫0πr(t)3(2sint−3sin3t)dt=∫0πr(t)3(sin3t−32sint)dt. 境界項は sin0=sinπ=0 より 0 である。よって示された。
(3) x は 0≦t≦3π/4 で減少し、3π/4≦t≦π で増加する。したがって、x が x 軸上の終点 −e−π より左にある部分では、断面は曲線の二つの枝を外半径・内半径とする円環となり、それより右では円板となる。曲線を t の増加方向にたどると、前半の枝が外側の半径を与え、折り返し後の枝が内側の半径を与える。この差を符号付き積分で表すと、y=e−tsint より V=−π∫0πy(t)2x′(t)dt=π∫0πe−3tsin2t(cost+sint)dt. (2) に r(t)=e−t を代入すると、 −∫0πe−3tsin2tcostdt=∫0πe−3t(sin3t−32sint)dt. したがって、 V=π∫0πe−3t(sin2tcost+sin3t)dt=32π∫0πe−3tsintdt. なお、∫0πe−3tsintdt=(1+e−3π)/10 だから、V=π(1+e−3π)/15 である。