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弘前大学/2012年度

弘前大学 2012年 数学 第8問解答・解説

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1問題

弘前大学2012年度第8問

f(θ)=cos⁡2θ+2cos⁡θ,g(θ)=sin⁡2θ+2sin⁡θf(\theta)=\cos2\theta+2\cos\theta,\quad g(\theta)=\sin2\theta+2\sin\theta とする。

(1) 0≦θ≦π0 \leq \theta \leq \pi の範囲において,関数 f(θ)f(\theta) , g(θ)g(\theta) の増減を調べよ。

(2) xy 平面上の曲線 x=f(θ)x = f(\theta) , y=g(θ)(−π≦θ≦π)y = g(\theta) (-\pi \leq \theta \leq \pi) で囲まれる図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) ff は [0,2π3]\displaystyle [0,\frac{2\pi}{3}] で減少し [2π3,π]\displaystyle [\frac{2\pi}{3},\pi] で増加する(値は 3,−32,−1\displaystyle 3,-\frac32,-1)。gg は [0,π3]\displaystyle [0,\frac{\pi}{3}] で増加し [π3,π]\displaystyle [\frac{\pi}{3},\pi] で減少する(値は 0,332,0\displaystyle 0,\frac{3\sqrt3}{2},0)。(2) 面積は 6π6\pi。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) ff を微分すると f′(θ)=−2sin⁡2θ−2sin⁡θ=−2sin⁡θ(2cos⁡θ+1)f'(\theta)=-2\sin 2\theta-2\sin\theta=-2\sin\theta(2\cos\theta+1) 0<θ<π0<\theta<\pi では sin⁡θ>0\sin\theta>0 であり、2cos⁡θ+1=02\cos\theta+1=0 となるのは θ=2π/3\theta=2\pi/3 である。したがって ff は 0≦θ≦2π/30\le\theta\le2\pi/3 で減少し、2π/3≦θ≦π2\pi/3\le\theta\le\pi で増加する。端点と極値での値は f(0)=3,f(2π/3)=−32,f(π)=−1\displaystyle f(0)=3,\qquad f(2\pi/3)=-\frac32,\qquad f(\pi)=-1

gg を微分すると g′(θ)=2cos⁡2θ+2cos⁡θ=2(2cos⁡θ−1)(cos⁡θ+1)g'(\theta)=2\cos 2\theta+2\cos\theta=2(2\cos\theta-1)(\cos\theta+1) 0≦θ<π0\leq\theta<\pi では cos⁡θ+1>0\cos\theta+1>0 であり、2cos⁡θ−12\cos\theta-1 は θ=π/3\theta=\pi/3 を境に正から負に変わる。よって gg は 0≦θ≦π/30\le\theta\le\pi/3 で増加し、π/3≦θ≦π\pi/3\le\theta\le\pi で減少する。値は g(0)=0,g(π/3)=332,g(π)=0\displaystyle g(0)=0,\qquad g(\pi/3)=\frac{3\sqrt{3}}{2},\qquad g(\pi)=0

(2) 二倍角の公式から x+1=cos⁡2θ+2cos⁡θ+1=2(1+cos⁡θ)cos⁡θ,y=sin⁡2θ+2sin⁡θ=2(1+cos⁡θ)sin⁡θx+1=\cos 2\theta+2\cos\theta+1=2(1+\cos\theta)\cos\theta,\qquad y=\sin 2\theta+2\sin\theta=2(1+\cos\theta)\sin\theta したがって点 (−1,0)(-1,0) を極とする極座標で r=2(1+cos⁡θ)≧0r=2(1+\cos\theta)\geq0 である。θ\theta が −π-\pi から π\pi まで増えると、曲線を反時計回りに一周する。細分した扇形面積 12r2Δθ\displaystyle \frac12r^2\Delta\theta の和を定積分に移すと S=12∫−ππr2 dθ=2∫−ππ(1+cos⁡θ)2 dθ=2(2π+0+π)=6π\displaystyle S=\frac12\int_{-\pi}^{\pi}r^2\,d\theta=2\int_{-\pi}^{\pi}(1+\cos\theta)^2\,d\theta=2(2\pi+0+\pi)=6\pi

この問題で使う考え方

  • 増減
  • 極座標
  • 扇形面積

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