本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

九州大学/2003年度/前期

九州大学 2003年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

九州大学2003年度第2問

(配点 5050 点)この問題の解答は,解答紙 1313 の定められた場所に記入しなさい。   〔問題〕座標平面上で,不等式 2∣x−4∣+∣y−5∣≦3,2∣∣x∣−4∣+∣∣y∣−5∣≦32|x-4|+|y-5|\leq3,\qquad 2\bigl||x|-4\bigr|+\bigl||y|-5\bigr|\leq3 が表す領域を,それぞれ A,BA,B とする。   (1) 領域 AA を図示せよ。   (2) 領域 BB を図示せよ。   (3) 領域 BB の点 (x,y)(x,y) で,xx が正の整数であり yy が整数であって,log⁡x∣y∣\log_x|y| が有理数となる点を,理由を示してすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) u=x−4,v=y−5u=x-4,v=y-5 とおくと 2∣u∣+∣v∣≦32|u|+|v|\le3。従って領域Aは (x,y)=(5.5,5),(4,8),(2.5,5),(4,2)(x,y)=(5.5,5),(4,8),(2.5,5),(4,2) を頂点とする菱形の周と内部である。 (2) 領域Bの条件は、点 (∣x∣,∣y∣)(|x|,|y|) が領域Aに属することである。Aは第1象限に含まれるので、BはAとその両座標軸・原点に関する対称図形の和集合となる。下図の第1象限の菱形がA、4個の菱形全体がBで、いずれも境界を含む。

x軸とy軸のある図で、両軸の正方向に矢印がある。4つの象限に1つずつ、青い線で囲まれ淡紫色で塗られたひし形があり、それぞれの中央に黒い点がある。右上のひし形の上・左・右・下の頂点に、それぞれ(4,8)、(2.5,5)、(5.5,5)、(4,2)が記されている。

(3) xx が正整数ならBの条件から x=3,4,5x=3,4,5。n=∣y∣n=|y| の整数候補は xn34,5,642,3,4,5,6,7,854,5,6.\begin{array}{c|c}x&n\\\hline3&4,5,6\\4&2,3,4,5,6,7,8\\5&4,5,6\end{array}. log⁡xn\log_x n が有理数なら、x,n>1x,n>1 より正整数 p,qp,q を用いて log⁡xn=p/q\log_x n=p/q と表せるので、xp=nqx^p=n^q。従ってnはx以外の素因数を含めない。x=3では候補なし、x=4ではn=2,4,8、x=5ではn=5に限られる。逆にそれぞれの対数は 1/2,1,3/2,11/2,1,3/2,1 で有理数となる。よって全ての点は (4,±2),(4,±4),(4,±8),(5,±5).\boxed{(4,\pm2),(4,\pm4),(4,\pm8),(5,\pm5)}.

この問題で使う考え方

  • 絶対値の領域
  • 対称移動
  • 素因数分解

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。