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千葉大学/2007年度

千葉大学 2007年 数学 第10問解答・解説

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1問題

千葉大学2007年度第10問

媒介変数表示 x=cos⁡θx = \cos\theta , y=cos⁡2θ⋅tan⁡θ2\displaystyle y = \cos^{2}\theta \cdot \tan\frac{\theta}{2} (ただし, 0≦θ≦π2\displaystyle 0 \leq \theta \leq \frac{\pi}{2} ) が表す曲線を C とする。

(1) y を最大にする θ の値を α とするとき,

cos α の値を求めよ。

(2) 曲線 C と x 軸で囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) cos⁡α=17−14\displaystyle \cos\alpha=\frac{\sqrt{17}-1}{4}。(2) 面積π4−23\displaystyle \frac\pi4-\frac23。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

x=cos⁡θx=\cos\theta とおくと 0≦x≦10\leq x\leq1。半角公式と y≧0y\geq0 から y2=x4tan⁡2θ2=x4(1−x)1+x=:F(x).\displaystyle y^2=x^4\tan^2\frac{\theta}{2} =\frac{x^4(1-x)}{1+x}=:F(x). したがって yy の最大化は FF の最大化に等しい。端点では F(0)=F(1)=0F(0)=F(1)=0、また F′(x)=2x3(2−x−2x2)(1+x)2.\displaystyle F'(x)=\frac{2x^3(2-x-2x^2)}{(1+x)^2}. 2−x−2x22-x-2x^2 は 0≦x≦10\leq x\leq1 で狭義に減少し、唯一の零点は 2x2+x−2=0,x=17−14.\displaystyle 2x^2+x-2=0,\qquad x=\frac{\sqrt{17}-1}{4}. よって FF はこの点まで増加し、その後減少する。したがって最大値を与える α\alpha について cos⁡α=17−14.\displaystyle \boxed{\cos\alpha=\frac{\sqrt{17}-1}{4}}.

(2) θ\theta が 00 から π/2\pi/2 へ動くと x=cos⁡θx=\cos\theta は1から0へ減少する。曲線はその間 y≧0y\geq0 なので、囲まれた面積は S=∫0π/2cos⁡2θ tan⁡θ2 sin⁡θ dθ.\displaystyle S=\int_0^{\pi/2}\cos^2\theta\,\tan\frac{\theta}{2}\,\sin\theta\,d\theta. 恒等式 sin⁡θtan⁡(θ/2)=1−cos⁡θ\sin\theta\tan(\theta/2)=1-\cos\theta より S=∫0π/2(cos⁡2θ−cos⁡3θ) dθ=π4−23.\displaystyle S=\int_0^{\pi/2}(\cos^2\theta-\cos^3\theta)\,d\theta =\frac{\pi}{4}-\frac23. したがって S=π4−23\displaystyle \boxed{S=\frac{\pi}{4}-\frac23}。

この問題で使う考え方

  • x=cosθ置換
  • 半角公式
  • 導関数の符号
  • 媒介変数曲線の面積

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