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福井大学/2021年度

福井大学 2021年 数学 第4問解答・解説

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1問題

福井大学2021年度第4問

座標空間において,2点 A(1, 0, −1),B(1, 2, 1) を通る直線 ℓ を z軸のまわりに1回転してできる曲面を S とする。また,点 (0, 1, 1) を通り,x軸を含む平面を α とする。さらに,平面 α と曲面 S が交わってできる曲線を C とする。 一般に,平面の方程式は x,y,z の1次方程式 ax + by + cz + d = 0(ただし,a^2 + b^2 + c^2 ≠ 0)で表される。このとき,以下の問いに答えよ。

(1) ℓ と xy 平面の交点を求めよ。

(2) S および2つの平面 z = 1,z = −1 で囲まれた部分の体積を求めよ。

(3) C 上の各点を通り,z軸に平行な直線と xy 平面の交点の座標を (u, v, 0) とする。v を u の式で表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) (1,1,0);\space{}(1,1,0);\qquad (2) 14π3;\displaystyle \space{}\frac{14\pi}{3};\qquad (3) v=u2−22\displaystyle \space{}v=\frac{u^2-2}{2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) AA から BB への方向ベクトルは (0,2,2)(0,2,2) だから、直線 ℓ\ell は (x,y,z)=(1,t,t−1)(t は実数)(x,y,z)=(1,t,t-1)\quad(t\text{ は実数}) と表せる。xyxy 平面では z=0z=0 なので t=1t=1 となり、交点は (1,1,0)(1,1,0) である。

(2) 直線上の点 (1,t,t−1)(1,t,t-1) の zz 軸からの距離の2乗は 1+t21+t^2 であり、z=t−1z=t-1 だから t=z+1t=z+1 である。よって回転曲面 SS の方程式は x2+y2=1+(z+1)2x^2+y^2=1+(z+1)^2 である。高さ zz における、曲面 SS の内側の断面は半径 1+(z+1)2\sqrt{1+(z+1)^2} の円である。したがって V=∫−11π{1+(z+1)2} dz=π∫02(1+t2) dt=14π3.\displaystyle V=\int_{-1}^{1}\pi\{1+(z+1)^2\}\,dz =\pi\int_0^2(1+t^2)\,dt =\frac{14\pi}{3}.

(3) 平面 α\alpha の方程式を ax+by+cz+d=0ax+by+cz+d=0 とする。xx 軸を含むので a=d=0a=d=0、点 (0,1,1)(0,1,1) を通るので b+c=0b+c=0 である。平面の係数がすべて0ではないから、α\alpha は y−z=0y-z=0 である。これと SS の方程式から x2+z2=1+(z+1)2,z=y=x2−22\displaystyle x^2+z^2=1+(z+1)^2, \qquad z=y=\frac{x^2-2}{2} を得る。CC 上の点 (x,y,z)(x,y,z) を通る zz 軸に平行な直線は xyxy 平面と (x,y,0)(x,y,0) で交わるので、u=xu=x、v=yv=y である。よって v=u2−22.\displaystyle \boxed{v=\frac{u^2-2}{2}}.

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • 空間座標と空間ベクトル
  • 定積分による体積

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