福井大学/2021年度
福井大学 2021年 数学 第3問解答・解説
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1問題
a > 0 のとき,0 < t < 1 を満たす定数 t に対して, f(x) = t log(1 + x) − log(1 + a^(1−t) x^t) とする。このとき,以下の問いに答えよ。
(1) x > 0 での f(x) の最小値とそのときの x の値を求めよ。
(2) b > 0 のとき,不等式 (1 + a)^(1−t)(1 + b)^t ≧ 1 + a^(1−t)b^t が成り立つことを示せ。また,等号が成り立つのはどのようなときか。
(3) 3^6 − 1 = 728,9^6 − 1 = 728・730 である。⁶√730 の小数第2位の数を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(1) 、 は定数とする。 で微分すると 分母は正で、 だから、 では 、 では となる。従って は のときに限り最小値をとる。その値は よって、最小値は 、そのとき である。
(2) (1)より、任意の に対して 移項して対数の性質を使うと 対数関数は正の範囲で単調増加するので、 (1)の最小値をとる点は だけだから、等号成立は のときに限る。
(3) であり、与えられた等式から したがって なので 。 また、二項定理より ゆえに 。よって 小数第2位の数は 。
この問題で使う考え方
- 導関数の符号による最小値の決定
- 対数の性質と単調性を用いた不等式の証明
- 二項定理による上下界
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