東京医科大学 2021年度 第1問
問題ID: MM-46546443605b-Q1
(1)
(6+352)2=6+354=4(6−35)=24−435. 一方、 (m−n)2=m+n−2mn. 左辺は正なので m−n>0、すなわち m>n である。整数部分と 35 の係数を比べると m+n=24,2mn=435, したがって mn=140。よって m,n は z2−24z+140=(z−14)(z−10)=0 の2根であり、m>n より m=14, n=10。実際、 (14−10)2=24−2140=24−435 で両辺は正だから元の等式も成り立つ。**答え:m=14。**
(2)
面数を F、辺数を E、頂点数を V とする。各面は四角形なので面から数えた辺の延べ数は 4F。凸多面体では各辺は2面に共有されるから 4F=2E. F=29 より E=58。さらにオイラーの公式 V−E+F=2 から V=2+E−F=2+58−29=31. **答え:辺 58、頂点 31。**
(3)
x3−2x2+3=(x+1)(x2−3x+3) なので、x2−3x+3 を法とすると x2=3x−3 および x3=x(3x−3)=3x2−3x=6x−9 となる。A=(x3−2x2+3)Q(x)+(4x2+5x+33) と書けば、最初の項は x2−3x+3 で割り切れる。したがって余りは 4x2+5x+33≡4(3x−3)+5x+33=17x+21. **答え:17x+21。**
(4)
n=4+9k(k は整数)とおく。11で割った余りの条件より 4+9k≡7(mod11),9k≡3(mod11). 9⋅5≡1(mod11) だから k≡15≡4(mod11)。従って n=4+9k≡4+9⋅4=40(mod99). **答え:40。**
(5)
x0=6f(6) とおくと x0=−6(6)6=−(6)6+1<0. x<0 では f(x)=−(−x)6 だから f′(x)=6(−x)6−1. よって f′(x0)=6((6)6+1)6−1=(6)1+(6+1)(6−1)=(6)6=216. **答え:216。**
最終答案
(1) 14,(2) 58, 31,(3) 17x+21,(4) 40,(5) 216
使用解法
- (1) 平方、平方根の有理化、和と積による整数の決定。 - (2) 面と辺の対応およびオイラーの公式。 - (3) 多項式の割り算と合同式(剰余)。 - (4) 連立剰余条件を一次合同式に直して解く。 - (5) 負の範囲で絶対値を外し、べき関数を微分。
issues
なし。