東京医科大学/2021年度/一般
東京医科大学 2021年 数学 第2問解答・解説
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1問題
関数 について考える。関数 のすべての正の周期からなる集合を とする。すなわち, とする。同様に, 関数 のすべての正の周期からなる集合を とし, のすべての正の周期からなる集合を とする。
集合 の要素のうち最小の要素は である。また, 集合 の要素のうち最小の要素を とすると である。
集合 の要素 については, すべての実数 について が成立するので, すべての実数 について が成立し, となる。したがって, が示された。
関数 の最大値を とすると であり, となる最小の正の実数 を とすると である。また となる実数 に対して整数 があり となるので が成立する。
(問) つぎの 〜 の記号のうち, 上記の空欄(あ)に当てはまる最も適当な記号は である。
0 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
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3解答
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東京医科大学 2021年度 第2問
問題ID: MM-46546443605b-Q2
正の周期と共通周期
一般に、 がすべての実数 で成り立つには ()であり、正弦についても同じである。実際、加法定理で の係数を比較すれば を得る。したがって よって の最小要素は 。
共通要素について 、すなわち 。互いに素な3と4より ( は正整数)なので したがって最小要素 。また、 なら両項がそれぞれ周期 をもつので がすべての実数 で成り立つ。ゆえに 、すなわち 空欄「あ」は記号⑥の 。
最大値とその位置
より 。 では だから 。従って最大値 。
等号 となるには、上の二つの上界がともに等号でなければならず、 すなわち 、従って これより 、()であり、 この形で正となる最小の は なので 。また最大値をとる点はすべて の形である。
最後に、 なら だから、 となる整数 がある。よって 。 から は正整数なので 。従って であり、先に示した包含と合わせて
最終答案
使用解法
周期条件を三角関数の加法定理で判定し、最大値は各項の上界と等号条件で決定した。最大値をとる点の集合を連立条件で求め、周期集合の逆向き包含を示した。
issues
なし。
この問題で使う考え方
- 三角関数の加法定理
- 三角関数の周期・グラフ
- 約数・倍数
- 集合と包含
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