東京慈恵会医科大学/2021年度/前期
東京慈恵会医科大学 2021年 数学 第3問解答・解説
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1問題
は互いに素である自然数の定数で, とする。 のとき, をみたす の値の範囲は,互いに共通部分をもたない 個の閉区間の和集合であり,それら 個の閉区間の長さの値を小さい方から順に とする。 に対し とおき, 平面において,一般角 の動径と単位円との交点を とするとき,次の問いに答えよ。ただし,動径は原点を中心とし, 軸の正の部分を始線とする。
(1) であり, と表されることを示せ。
(2) に対し, を で割ったときの商を ,余りを とする。 をみたす任意の自然数 に対し を示し,点 は単位円を 等分する 個の分点であることを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
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3解答
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第3問
で となる範囲は、 について で表される範囲 を合わせたものである。それ以外の部分では である。
とおく。 の内部では かつ だから また、左端では 、右端では である。従って各 内に となる点がただ1つある。
その点は である。実際、 よって は の内部にある。また より である。 の範囲では が大きいほど は必ず大きくなるので、求める解の範囲は である。異なる の区間は、 となる隙間をはさんで互いに交わらない。したがって区間数は であり、その長さは、 とおけば ゆえに となり (1) が示された。
(2) 整数の割り算により 、 と書ける。もし に対して なら となり、 は を割る。 と は互いに素なので は を割るが、 に反する。従って は相異なる。
各 は のいずれかであり、相異なるものが 個あるから、これらは の並べ替えである。また なので、 は偏角 の点である。よって点全体は単位円上の偏角 に対応し、隣り合う分点の中心角はすべて である。従って は単位円を 等分する。
この問題で使う考え方
- 三角関数の周期・グラフ
- 三角関数の微分
- 導関数と増減
- 約数・倍数
- 対偶・背理法による証明
- 一般角と弧度法
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