千葉大学/2002年度
千葉大学 2002年 数学 第11問解答・解説
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1問題
n を 2 以上の整数とし,
と定める。
(1) n = 2 のとき, の最大値を求めよ。
(2) の最大値が
であるならば, n は偶数であることを証明せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) は偶数.
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
積和公式から である。したがって に対し
(1) とすると 最後の等号には を用いた。 で であり、 () で となる。よって最大値は 。
(2) 一般に と より 上の表示は が整数なので 周期であり、 は連続である。従って で最大値をとる。最大値がこの上界に等しいなら、その最大値を与える では両方の不等式が等号となり よってある整数 に対して 2式の差から 。これを第1式に代入して整理すると 右辺は奇数、左辺の中括弧内も奇数だから、 は奇数である。従って は偶数である。
積和公式でI(x)を二つの正弦の差として表す。n=2では三倍角を用いる。一般の上界に等号が成り立つなら二つの正弦が同時にそれぞれ1と−1になる必要がある。その位相条件を連立してnが偶数と示す。
この問題で使う考え方
- 三角関数の加法定理
- 三角関数の周期・グラフ
- 三角・指数・対数関数等の積分
- 約数・倍数
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