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千葉大学/2002年度

千葉大学 2002年 数学 第5問解答・解説

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1問題

千葉大学2002年度第5問

次の問いに答えよ。ただし同じ色の玉は区別できないものとし、空の箱があってもよいとする。

(1) 赤玉 10 個を区別ができない 4 個の箱に分ける方法は何通りあるか求めよ。

(2) 赤玉10個を区別ができる4個の箱に分ける方法は何通りあるか求めよ。

(3) 赤玉6個と白玉4個の合計10個を区別ができる4個の箱に分ける方法は何通りあるか求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)23\quad 23通り..\qquad (2)286\quad 286通り..\qquad (3)2940\quad 2940通り.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

同じ色の玉は区別できず、空箱も許される。(1)では箱も区別しないので、4箱の玉数を a≧b≧c≧d≧0a\geq b\geq c\geq d\geq0 と並べれば、各分け方を重複なく表せる。

(1) 最大の玉数 aa ごとに並びを数える。以下の各和は、箱が4個になるように必要な0を補う。 a玉数の並び101099+188+2, 8+1+177+3, 7+2+1, 7+1+1+166+4, 6+3+1, 6+2+2, 6+2+1+155+5, 5+4+1, 5+3+2, 5+3+1+1, 5+2+2+144+4+2, 4+4+1+1, 4+3+3, 4+3+2+1, 4+2+2+233+3+3+1, 3+3+2+2\begin{array}{c|l} a&\text{玉数の並び}\\ \hline 10&10\\ 9&9+1\\ 8&8+2,\ 8+1+1\\ 7&7+3,\ 7+2+1,\ 7+1+1+1\\ 6&6+4,\ 6+3+1,\ 6+2+2,\ 6+2+1+1\\ 5&5+5,\ 5+4+1,\ 5+3+2,\ 5+3+1+1,\ 5+2+2+1\\ 4&4+4+2,\ 4+4+1+1,\ 4+3+3,\ 4+3+2+1,\ 4+2+2+2\\ 3&3+3+3+1,\ 3+3+2+2 \end{array} したがって総数は 1+1+2+3+4+5+5+2=231+1+2+3+4+5+5+2=23 通り。

(2) 箱は区別できるので、箱 ii に入れる赤玉の個数を xix_i とすると、x1+x2+x3+x4=10x_1+x_2+x_3+x_4=10 を満たす非負整数解の個数を求めればよい。10個の玉を表す列に3個の仕切りを入れる方法は (10+4−14−1)=(133)=286\displaystyle \binom{10+4-1}{4-1}=\binom{13}{3}=286 通り。

(3) 赤玉の箱別個数を r1+r2+r3+r4=6r_1+r_2+r_3+r_4=6、白玉の箱別個数を w1+w2+w3+w4=4w_1+w_2+w_3+w_4=4 とする。箱は区別でき、各色の玉は区別できないから、それぞれの非負整数解の個数は (6+4−13)=(93)=84,(4+4−13)=(73)=35.\displaystyle \binom{6+4-1}{3}=\binom{9}{3}=84,\qquad \binom{4+4-1}{3}=\binom{7}{3}=35. 赤玉と白玉の分け方は独立に選べるので、積の法則より 84⋅35=294084\cdot35=2940 通り。

この問題で使う考え方

  • 和の法則
  • 積の法則
  • 組合せ

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