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琉球大学/2009年度/医

琉球大学 2009年 数学 第4問解答・解説

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1問題

琉球大学2009年度第4問

1個のサイコロを投げ,座標平面内の原点O\mathrm{O}から出発する点P\mathrm{P}を,次の規則に従って動かすとする。  ・出たサイコロの目が1ならば,xx軸の正の向きに1動かす。  ・出たサイコロの目が2ならば,xx軸の負の向きに1動かす。  ・出たサイコロの目が3ならば,yy軸の正の向きに1動かす。  ・出たサイコロの目が4ならば,yy軸の負の向きに1動かす。  ・出たサイコロの目が5か6ならば,動かさない。  このとき,次の問に答えよ。(50点)

問1 3回サイコロを投げるとき,OP=1\mathrm{OP}=1となる確率を求めよ。

問2 7回サイコロを投げるとき,OP=5\mathrm{OP}=5となる確率を求めよ。  (解答は次のページの解答欄に記入すること。)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)  718/\displaystyle (1)\;\frac{7}{18}\quad/
    (2)  20369984\displaystyle (2)\;\frac{203}{69984}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

1回の試行の結果は,+x,−x,+y,−y+x,-x,+y,-y の4種類の移動と,目5または6による静止の2種類である。したがって,nn 回の出目列は全部で 6n6^n 通りあり,いずれも同様に確からしい。  問1では,OP=1\mathrm{OP}=1 となる終点は (1,0),(−1,0),(0,1),(0,−1)(1,0),(-1,0),(0,1),(0,-1) の4点である。対称性により (1,0)(1,0) に着く列数を数える。+x,−x,+y,−y+x,-x,+y,-y の回数をそれぞれ a,b,c,da,b,c,d,静止の回数を zz とすると,a−b=1, c=da-b=1,\ c=d である。b=m,c=d=kb=m, c=d=k とおけば a=m+1,z=2−2m−2ka=m+1, z=2-2m-2k となるから,(m,k)=(0,0),(1,0),(0,1)(m,k)=(0,0),(1,0),(0,1) の3通りである。それぞれの列数は,順に (31)22=12, 3, 3!=6\displaystyle \binom31 2^2=12,\ 3,\ 3!=6 である。よって1つの終点に着く列数は 2121 通り,4点全体では 8484 通りである。したがって確率は 8463=718\displaystyle \dfrac{84}{6^3}=\dfrac{7}{18} である。  問2では,整数座標 (x,y)(x,y) が x2+y2=25x^2+y^2=25 を満たす終点を数える。これらは (±5,0),(0,±5)(\pm5,0),(0,\pm5) の4点と,(±4,±3),(±3,±4)(\pm4,\pm3),(\pm3,\pm4) の8点である。まず (5,0)(5,0) に着く列数を求める。回数を問1と同様におき,a−b=5,c=da-b=5, c=d から b=m,c=d=kb=m,c=d=k とすると a=m+5,z=2−2m−2ka=m+5, z=2-2m-2k であり,可能なのは (m,k)=(0,0),(1,0),(0,1)(m,k)=(0,0),(1,0),(0,1) である。対応する列数は (72)22=84, 7, 7!5!=42\displaystyle \binom72 2^2=84,\ 7,\ \dfrac{7!}{5!}=42 なので,合計 133133 通りである。対称性から4つの軸上の終点では 4⋅1334\cdot133 通りとなる。残る8点では,座標の絶対値の和が 77 であるため,7回すべてが座標の符号に沿った移動となる。例えば (4,3)(4,3) には +x+x が4回,+y+y が3回出ればよく,列数は (74)=35\displaystyle \binom74=35 通りである。他の7点も同数である。よって有利な列は 4⋅133+8⋅35=8124\cdot133+8\cdot35=812 通りであり,求める確率は 81267=20369984\displaystyle \dfrac{812}{6^7}=\dfrac{203}{69984} である。

この問題で使う考え方

  • 座標による距離
  • 和の法則
  • 積の法則
  • 順列
  • 組合せ
  • 確率の基本法則
  • 独立な試行

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