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琉球大学/2009年度/医

琉球大学 2009年 数学 第1問解答・解説

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1問題

琉球大学2009年度第1問

座標平面のxx軸の正の部分にある点A\mathrm{A}とyy軸の正の部分にある点B\mathrm{B}を考える。原点O\mathrm{O}から点A,B\mathrm{A},\mathrm{B}を通る直線llにおろした垂線と,直線llとの交点をP\mathrm{P}とする。OP=1\mathrm{OP}=1であるように点A,B\mathrm{A},\mathrm{B}が動くとき,次の問に答えよ。(50点)

問1 θ=∠AOP\theta=\angle\mathrm{AOP}とするとき,OA+OB−AB\mathrm{OA}+\mathrm{OB}-\mathrm{AB}をcos⁡θ\cos\thetaとsin⁡θ\sin\thetaで表せ。

問2 OA+OB−AB\mathrm{OA}+\mathrm{OB}-\mathrm{AB}の最小値を求めよ。  (解答は次のページの解答欄に記入すること。)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) sin⁡θ+cos⁡θ−1sin⁡θcos⁡θ\displaystyle \frac{\sin\theta+\cos\theta-1}{\sin\theta\cos\theta}。 (2) 2(2−1)2(\sqrt2-1)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

問1  三角形 OABOAB は OO を直角とする三角形であるから、斜辺 ABAB に下ろした垂線の足 PP は線分 ABAB 上にある。よって、三角形 OAPOAP と OBPOBP はともに PP を直角とする。0∘<θ<90∘0^\circ<\theta<90^\circ であり、OP=1OP=1 だから、三角形 OAPOAP について OA=OPcos⁡θ=1cos⁡θ,AP=OPtan⁡θ=tan⁡θ.\displaystyle OA=\frac{OP}{\cos\theta}=\frac{1}{\cos\theta},\qquad AP=OP\tan\theta=\tan\theta. また、OA⊥OBOA\perp OB より ∠POB=90∘−θ\angle POB=90^\circ-\theta なので、三角形 OBPOBP について OB=OPcos⁡(90∘−θ)=1sin⁡θ,PB=OPtan⁡(90∘−θ)=cos⁡θsin⁡θ.\displaystyle OB=\frac{OP}{\cos(90^\circ-\theta)}=\frac{1}{\sin\theta},\qquad PB=OP\tan(90^\circ-\theta)=\frac{\cos\theta}{\sin\theta}. PP は ABAB 上にあるため AB=AP+PB=tan⁡θ+cos⁡θsin⁡θ\displaystyle AB=AP+PB=\tan\theta+\frac{\cos\theta}{\sin\theta} である。したがって、 OA+OB−AB=1cos⁡θ+1sin⁡θ−tan⁡θ−cos⁡θsin⁡θ=sin⁡θ+cos⁡θsin⁡θcos⁡θ−1sin⁡θcos⁡θ=sin⁡θ+cos⁡θ−1sin⁡θcos⁡θ.\displaystyle \begin{aligned} OA+OB-AB&=\frac{1}{\cos\theta}+\frac{1}{\sin\theta}-\tan\theta-\frac{\cos\theta}{\sin\theta}\\ &=\frac{\sin\theta+\cos\theta}{\sin\theta\cos\theta}-\frac{1}{\sin\theta\cos\theta}\\ &=\frac{\sin\theta+\cos\theta-1}{\sin\theta\cos\theta}. \end{aligned}   問2  t=sin⁡θ+cos⁡θt=\sin\theta+\cos\theta とおく。sin⁡2θ+cos⁡2θ=1\sin^2\theta+\cos^2\theta=1 より sin⁡θcos⁡θ=t2−12.\displaystyle \sin\theta\cos\theta=\frac{t^2-1}{2}. 問1の式は 2(t−1)t2−1=2t+1\displaystyle \dfrac{2(t-1)}{t^2-1}=\dfrac{2}{t+1} となる。ここで t>1t>1 であり、 (sin⁡θ+cos⁡θ)2≦2(sin⁡2θ+cos⁡2θ)=2(\sin\theta+\cos\theta)^2\le 2(\sin^2\theta+\cos^2\theta)=2 だから t≦2t\le\sqrt{2}。従って 2t+1≧22+1=2(2−1)\displaystyle \dfrac{2}{t+1}\ge\dfrac{2}{\sqrt{2}+1}=2(\sqrt{2}-1) である。等号は sin⁡θ=cos⁡θ\sin\theta=\cos\theta、すなわち θ=45∘\theta=45^\circ のときに成り立つ。この場合は OA=OB=2OA=OB=\sqrt{2} とする直角二等辺三角形 OABOAB が条件 OP=1OP=1 を満たすので、等号は実際に達成される。以上より最小値は 2(2−1)2(\sqrt{2}-1) である。

この問題で使う考え方

  • 直角三角形の比
  • 和の置換
  • 平方の非負性

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