まず、0<a1=47<2 である。0<an<2 ならば 0<2−an<2 だから 0<an+1=2−an<2<2 である。したがって、すべての n について 0<an<2 である。
(1) 極限 a が存在すると仮定する。漸化式の両辺で極限をとると、平方根関数の連続性より a=2−a である。また a≧0 だから、両辺を平方して a2+a−2=0,(a−1)(a+2)=0 を得る。よって a=1 である。
(2) a1=47>1 であり、0<an<2 のもとで an>1 なら an+1<1、an<1 なら an+1>1 となる。したがって、すべての自然数 n について a2n−1>1>a2n である。(1)の a=1 と合わせると a2n<a<a2n−1 となり、(i)が示された。
誤差評価のため、漸化式を用いて ak+1−1=ak+1+1ak+12−1=ak+1+11−ak を得る。特に ∣ak+1−1∣=ak+1+1∣ak−1∣ である。
まず、すべての n について 21≦a2n≦1,1≦a2n−1≦47 であることを示す。a1=47 であり、1≦a2n−1≦47 ならば、平方根関数の増減から 21=2−47≦a2n=2−a2n−1≦1. さらに 1≦a2n+1=2−a2n≦23<47. よって数学的帰納法により上の範囲が成り立つ。
(ii) e2n=1−a2n とおく。x=a2n, y=a2n+1, z=a2n+2 とすると、上の範囲と漸化式から 21≦x≦1,1≦y≦23<23,z=2−y,21<z≦1,y=2−z2. したがって (y+1)(z+1)−4=(3−z2)(z+1)−4=(1−z)(z2+2z−1)≧0, ここで z≦1 かつ z>21 より z2+2z−1>0 を用いた。誤差についての等式を2回用いると e2n+2=(y+1)(z+1)e2n≦41e2n. また e2=1−a2=1−21=21 だから、これを繰り返して 1−a2n=e2n≦21(41)n−1=22n−11. よって(ii)が示された。
(iii) n=1 のとき a1−1=43≦1 である。n≧2 のとき、誤差についての等式と a2n−1>1 より a2n−1−1=a2n−1+11−a2n−2<21(1−a2n−2)≦21⋅22n−31=22n−21, 最後の不等式には(ii)を n−1 に適用した。以上から、すべての自然数 n について(iii)が成り立つ。