(1) 点Pの座標を (x,y,z) とする。条件 AP=2BP を平方して、A、Bからの距離の二乗を座標で表すと (x−1)2+(y+3)2+(z+2)2=4{(x+2)2+(y−3)2+(z−1)2}. 展開して平方完成すれば (x+3)2+(y−5)2+(z−2)2=24. 従ってPの軌跡は中心 (−3,5,2)、半径 26 の球面である。
(2) 真数条件から x>1。u=log2x と置くと u>0、log4x=u/2 である。底の変換により log2(log4x)+log4(log2x)=log2(u/2)+21log2u=23log2u−1. これが2未満である条件は log2u<2、すなわち 0<u<4。u=log2x に戻すと 1<x<16.
(3) 法64で計算する。54=625≡49(mod64)、58≡492≡33(mod64)、さらに 516≡332≡1(mod64)。100=6⋅16+4 だから 5100=(516)654≡49(mod64). 従って余りは 49。
(4) j を 1 から n まで一つ固定する。j は自然数なので非負であり、条件 i≦j を両辺平方すると i≦j2 と同値である。従ってこの j に対応する自然数 i は 1,2,…,j2 のちょうど j2 個。異なる j の組は別々に数えるので、全個数は j=1∑nj2=6n(n+1)(2n+1).
(5) 複素数平面での頂点をそれぞれ A=4z, B=3z+2, C=z3 と表す。まず z=2 なら A=B=8 となり、三角形は退化するため除く。z=2 のとき、辺 AB を辺 AC に移す複素数の倍率は B−AC−A=2−zz3−4z. 正三角形となるための必要十分条件は、二つの辺の長さが等しく、その向きの差が 60∘ または −60∘ となること、すなわちこの比が ω=eiπ/3 または e−iπ/3 となることである。よって z3−4z=ω(2−z),(z−2)(z2+2z+ω)=0. z=2 はすでに除いたので z2+2z+ω=0、従って z=−1±1−ω. ω=eiπ/3 なら 1−ω=e−iπ/3 なので平方根は ±e−iπ/6、ω=e−iπ/3 なら平方根は ±eiπ/6。従って求める値は z=−1±eiπ/6,z=−1±e−iπ/6.
(6) 積分値を A=∫0πcostf(t)dt,B=∫0πsintf(t)dt と置く。加法定理 sin(x−t)=sinxcost−cosxsint を元の式へ代入すれば f(x)=(1−B)cosx+Asinx. これをA、Bの積分定義に代入する。∫0πcos2tdt=∫0πsin2tdt=π/2、∫0πsintcostdt=0 なので A=2π(1−B),B=2πA. 第2式を第1式に代入して A=2π(1−2πA) を解くと A=π2+42π,B=π2+4π2. これらを f(x)=(1−B)cosx+Asinx に戻して f(x)=π2+44cosx+2πsinx. 実際、この関数で積分値を計算すると ∫0πcostf(t)dt=A、∫0πsintf(t)dt=B となり、元の積分方程式を満たす。
(1) P=(x,y,z) とする。AP2=4BP2 を展開・整理すると x2+y2+z2+6x−10y−4z+14=0。平方完成して (x+3)2+(y−5)2+(z−2)2=24。したがって球面で、中心は (−3,5,2)、半径は 26。 (2) 対数の真数条件より x>1。u=log2x>0 とおけば log4x=u/2 なので左辺は log2(u/2)+21log2u=23log2u−1。これが2未満だから log2u<2、すなわち 0<u<4。よって 1<x<16。 (3) 58≡33(mod64)、516≡332≡1(mod64)。100=6⋅16+4 なので 5100≡54≡625≡49(mod64)。 (4) j を1からnまで固定すると、i≦j は i≦j2。自然数iは1,…,j2のj2個。総数は j=1∑nj2=6n(n+1)(2n+1)。 (5) A,B,Cを表す複素数の差は AB=2−z、AC=z3−4z。正三角形である必要十分条件は AC=ωAB、ω=e±iπ/3。従って z3+(ω−4)z−2ω=0=(z−2)(z2+2z+ω)。z=2ではA=Bとなるため除外。残りは z=−1±1−ω。ω=eiπ/3なら 1−ω=±e−iπ/6、ω=e−iπ/3なら ±eiπ/6。 (6) A=∫0πcostf(t)dt、B=∫0πsintf(t)dt とおく。sin(x−t)=sinxcost−cosxsint より f(x)=(1−B)cosx+Asinx。これを積分定義に戻し、∫0πcos2tdt=∫0πsin2tdt=π/2、∫0πsintcostdt=0 を用いると A=(1−B)π/2、B=Aπ/2。よって B=π2+4π2、A=π2+42π、従って f(x)=π2+44cosx+2πsinx。