(1) b=OB とおき,OP を x 軸,O=(0,0),P=(2,0) とする。OA=2b であり,A は x 軸の上側,B は下側にあるから A=(b,b),B=(2b,−23b). P は線分 AB 上にあるので,高さから AP:PB=b:23b=2:3. したがって内分点の公式より P=2+33A+2B=(2+3b(3+1),0). P=(2,0) を用いると b=1+32(2+3)=1+3. よって OB=1+3。
(2) 余弦定理より AP2BP2=OA2+OP2−2⋅OA⋅OPcos45∘=2b2+4−4b=8,=OB2+OP2−2⋅OB⋅OPcos60∘=b2+4−2b=6. よって AP=22, BP=6。正弦定理を用いると R1=2sin45∘AP=2,R2=2sin60∘BP=2.
(3) OP の中点を原点とし,OP を横軸とする。二つの円の中心は OP の垂直二等分線上にあるので,それぞれ C1=(0,c),C2=(0,d) とおける。半径から 1+c2=R12=4,1+d2=R22=2 となり,c=±3, d=±1 である。頂点 A=(b−1,b)=(3,1+3) は C1=(0,3) からの距離が 2 なので,こちらが C1 の中心である。また B=(2b−1,−23b)=(23−1,−23(1+3)) について (23−1)2+(1−23(1+3))2=4(3−1)2+(3+1)2=2 だから,C2=(0,−1) である。中心は共通弦 OP の反対側にあるため,共通部分は各円の中心と反対側にある二つの小弓形からなる。 共通弦の長さを 2,それぞれが張る中心角を θ1,θ2 とすると 2=2R1sin2θ1,2=2R2sin2θ2, ゆえに θ1=3π, θ2=2π。半径 R,中心角 θ の弓形の面積は,扇形から二等辺三角形を引いて 2R2(θ−sinθ) である。したがって S=222(3π−sin3π)+2(2)2(2π−sin2π)=67π−3−1.
(4) 今度は OP の中点を原点とし,OP を t 軸とする。円の中心は (0,3),(0,−1) であるから,二つの内部は t2+(y−3)2≦4,t2+(y+1)2≦2 で表される。縦断面が共通部分をもつ条件は 4−t2+2−t2≧3+1 であり,左辺は t2 とともに減少して,等号は t2=1 のとき成り立つ。よって共通部分は −1≦t≦1 の範囲にある。この範囲の縦断面は L(t)≦y≦U(t),L(t)=3−4−t2,U(t)=2−t2−1. ここで L(t)≦0≦U(t)。さらに q=t2 (0≦q≦1) とすると 4−q−2−q=4−q+2−q2≦3+12=3−1, したがって U(t)+L(t)≧0,すなわち U(t)≧−L(t) である。縦断面は回転軸 OP を含み,回転後の断面は半径 U(t) の円板となる。円板法により V=π∫−11(2−t2−1)2dt=π{316−2J},J=∫−112−t2dt. J で t=2sinϕ とおくと,−4π≦ϕ≦4π であり, J=2∫−π/4π/4cos2ϕdϕ=[ϕ+21sin2ϕ]−π/4π/4=1+2π. ゆえに V=π(316−2−π)=310π−π2.
辺の長さを座標と内分点から求め、正弦定理で半径を決める。面積は弓形の和、体積は回転後の断面半径の大小を確認して積分する。