x=t と固定し、r=4−t2、d=2−t とおく。このとき円柱の底面から −r≦y≦r であり、高さ z は 0≦z≦min(d2,y2) を満たす。なお y2≦r2≦4 なので、円柱の上面の条件 z≦4 はこれ以上高さを制限しない。
d2−r2=(2−t)2−(4−t2)=2t(t−2) である。したがって −2≦t≦0 では d≧r となり、切り口の高さは全域で y2 である。よって A(t)=∫−rry2dy=32r3=32(4−t2)3/2. 一方、0≦t≦2 では d≦r であり、∣y∣=d を境に高さが y2 から d2 に変わる。対称性を用いると A(t)=2(∫0dy2dy+∫drd2dy)=32d3+2d2(r−d)=2d2r−34d3=2(2−t)24−t2−34(2−t)3. なお t=0 では両式とも 16/3 となる。
(2) 断面積を積分して V=32∫−20(4−t2)3/2dt+2∫02(2−t)24−t2dt−34∫02(2−t)3dt を得る。最初の積分では t=2sinθ とおくと ∫−20(4−t2)3/2dt=16∫−π/20cos4θdθ=16⋅163π=3π, ここで cos4θ=(3+4cos2θ+cos4θ)/8 を用いた。
次に、u=4−t2 とおくと ∫02t4−t2dt=21∫04udu=38. また、t=2sinθ とおけば ∫02t24−t2dt=16∫0π/2sin2θcos2θdθ=π, ただし sin2θcos2θ=(1−cos4θ)/8 である。さらに ∫024−t2dt=π は半径2の四分円の面積である。したがって ∫02(2−t)24−t2dt∫02(2−t)3dt=∫02(t2−4t+4)4−t2dt=π−4⋅38+4π=5π−332,=4. 以上より V=2π+2(5π−332)−316=12π−380. この値は正であり、また断面積の式は t=−2,2 でそれぞれ 0,0 となる。