福島県立医科大学/2021年度/前期
福島県立医科大学 2021年 数学 第1問解答・解説
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1問題
以下の各問いについて答えだけを書け。
(1) 不等式 を解け。
(2) 関数 の極小値を ,極大値を とする。方程式 の解をすべて求めよ。
(3) 関数 がすべての実数 について, を満たしているとき, の値を求めよ。
(4) 3または4の倍数である自然数を小さい順に並べた数列を とする。自然数 に対して, を で表わせ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) [−1,1)∪(1,2]。(2) a=2, b=4; x=±1/√2, ±3/2。。(4) Σ_{i=1}^{6n}a_i=36n²+6n。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 真数条件より , 。またこの範囲で 。底を3にそろえると は増加関数なので では左辺は 。この範囲では なので条件は 。定義域との共通部分は 。 では左辺は 。ここでは なので条件は 。定義域との共通部分は 。従って
(2) は偶関数なので とおくと 従って極小値は 、極大値は 。 は と同じである。第1枝から 、第2枝から 。第3枝の候補は となり、この枝の条件 を満たさない。ゆえに
(3) とおくと元の式から 。これを の定義に代入し、 とすると よって
(4) 12個の連続する整数ごとに、3または4の倍数は 。その和は 。従って
(1) 真数条件は−√5<x<√5、x≠1である。定義域では5−x>0。底を3にそろえると log_3((5−x²)/(5−x)) ≧ log_3(|x−1|/3)。 log_3は増加関数なので、これは3(5−x²)−(5−x)|x−1|≧0と同値。 x<1では左辺は−2(2x−5)(x+1)。定義域内で2x−5<0だから条件はx≧−1となり、解は−1≦x<1。 x>1では左辺は−2(x+5)(x−2)。ここではx+5>0だから条件はx≦2となり、解は1<x≦2。従って解は−1≦x<1または1<x≦2。
(2) fは偶関数なのでu=|x|とおくと f(x)=4−2u² (0≦u≦1), 2u (1≦u≦2), 2u²−4 (u≧2)。 最小値はu=1で2、極大値はu=0で4。2f=6よりf=3を解く。最初の枝はu=1/√2、中央の枝はu=3/2。最後の枝からの候補u=√(7/2)は約1.87<2で、この枝の条件u≧2を満たさない。従って解はx=±1/√2, ±3/2。
(3) C=∫_0^1 4^t f(t)dtと置くと、方程式より。これをCの定義に代入して C=∫_0^1t4^t dt+C∫_0^1 8^t dt。 L=ln2とおけば、部分積分で∫_0^1t4^t dt=(8L−3)/(4L²)、また∫_0^1 8^t dt=7/(3L)。従って C=(8L−3)/(4L²) ÷ (1−7/(3L))=3(8L−3)/(4L(3L−7))。 f(0)=Cだからこの値が答え。
(4) 12個ごとに現れる6項は12j+3,12j+4,12j+6,12j+8,12j+9,12j+12。第jブロックの和は72j+42。よって ∑_{i=1}^{6n}a_i=∑_{j=0}^{n−1}(72j+42)=36n²+6n。
この問題で使う考え方
- 対数の底変換
- 場合分け
- 定数積分の自己整合
- 周期ブロックの和
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