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福島県立医科大学/2021年度/前期

福島県立医科大学 2021年 数学 第4問解答・解説

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1問題

福島県立医科大学2021年度第4問

3色のカードがそれぞれ5枚ずつあり,どの色のカードにも1から5までの番号が1つずつ書かれている。1回目.この15枚のカードから無作為に3枚取り出す。2回目.残り12枚のカードから無作為に3枚取り出す。1回目に取り出したカードの色がすべて異なるという事象をAA,1回目に取り出したカードの数字の合計が偶数であるという事象をBB,2回目に取り出したカードの数字の合計が偶数であるという事象をCC とする。以下の問いに答えよ。

(1) 確率 P(A)P(A) を求めよ。

(2) 確率 P(B)P(B) を求めよ。

(3) 条件付き確率 PB(A)P_{B}(A) を求めよ。

(4) 条件付き確率 PA∩B(C)P_{A\cap B}(C) を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)  2591\displaystyle (1)\;\frac{25}{91}
    (2)  236455\displaystyle (2)\;\frac{236}{455}
    (3)  31118\displaystyle (3)\;\frac{31}{118}
    (4)  35416820\displaystyle (4)\;\frac{3541}{6820}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 15枚から3枚を選ぶ方法は (153)=455\displaystyle \binom{15}{3}=455 通りである。3色すべてが異なるには各色から1枚ずつ選べばよく、その選び方は 53=1255^3=125 通りだから P(A)=125455=2591.\displaystyle P(A)=\frac{125}{455}=\boxed{\frac{25}{91}}.

(2) 15枚のうち、番号が偶数のカードは各色に2枚ずつあるので6枚、奇数のカードは9枚である。3枚の番号の和が偶数となるのは、奇数カードを0枚または2枚選ぶ場合である。したがって P(B)=(63)+(92)(61)(153)=20+216455=236455.\displaystyle P(B)=\frac{\binom{6}{3}+\binom{9}{2}\binom{6}{1}}{\binom{15}{3}} =\frac{20+216}{455} =\boxed{\frac{236}{455}}.

(3) A∩BA\cap B では、色がすべて異なるように各色から1枚ずつ選び、さらに奇数カードの枚数が0枚または2枚である。3色すべてから偶数カードを選ぶ方法は 23=82^3=8 通りである。奇数カードを2色から選ぶ方法は、奇数を選ぶ2色の選択が (32)\displaystyle \binom{3}{2} 通り、各色の奇数カードの選び方が3通りずつ、残る1色の偶数カードの選び方が2通りなので (32)⋅32⋅2=54通り.\displaystyle \binom{3}{2}\cdot3^2\cdot2=54\text{通り}. よって A∩BA\cap B に該当する1回目の選び方は 8+54=628+54=62 通りであり、 PB(A)=P(A∣B)=P(A∩B)P(B)=62/455236/455=31118.\displaystyle P_B(A)=P(A\mid B) =\frac{P(A\cap B)}{P(B)} =\frac{62/455}{236/455} =\boxed{\frac{31}{118}}.

(4) A∩BA\cap B の1回目の選び方は、番号がすべて偶数の場合が8通り、奇数が2枚・偶数が1枚の場合が54通りである。1回目がすべて偶数なら、残りは偶数3枚・奇数9枚である。2回目に選ぶ3枚の番号の和が偶数となる選び方は (33)+(92)(31)=1+108=109通り.\displaystyle \binom{3}{3}+\binom{9}{2}\binom{3}{1}=1+108=109\text{通り}. 1回目に奇数2枚・偶数1枚を選んだ場合、残りは偶数5枚・奇数7枚である。このとき2回目の和が偶数となる選び方は (53)+(72)(51)=10+105=115通り.\displaystyle \binom{5}{3}+\binom{7}{2}\binom{5}{1}=10+105=115\text{通り}. 残り12枚からの2回目の選び方は常に (123)=220\displaystyle \binom{12}{3}=220 通りである。また、A∩BA\cap B のもとでは該当する1回目の組合せ62通りが同じ確率で起こる。したがって PA∩B(C)=8⋅109+54⋅11562⋅220=708213640=35416820.\displaystyle \begin{aligned} P_{A\cap B}(C) &=\frac{8\cdot109+54\cdot115}{62\cdot220}\\ &=\frac{7082}{13640} =\boxed{\frac{3541}{6820}}. \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 場合分け・組合せ数・条件付き確率。大学範囲の方法なし。

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