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岐阜大学/2013年度

岐阜大学 2013年 数学 第3問解答・解説

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1問題

岐阜大学2013年度第3問

1から9までの数字が1つずつ重複せずに書かれた9枚のカードがある。そのうち8枚のカードをA、B、C、Dの4人に2枚ずつ分ける。以下の問に答えよ。

(1) 9枚のカードの分け方は全部で何通りあるか。

(2) 各人が持っている2枚のカードに書かれた数の和が4人とも奇数である確率を求めよ。

(3) 各人が持っている2枚のカードに書かれた数の差が4人とも同じである確率を求めよ。ただし,2枚のカードに書かれた数の差とは,大きいほうの数から小さいほうの数を引いた数である。 (配点比率20%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    22680
  • (2)
    8/63
  • (3)
    11/945

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) まず9枚から使わない1枚を選ぶ。残る8枚をA、B、C、Dに2枚ずつ配る方法は 8!(2!)4\displaystyle \frac{8!}{(2!)^4} 通りだから、全体は 98!(2!)4=22680.\displaystyle 9\frac{8!}{(2!)^4}=22680.

(2) 各人の2枚の和が奇数になるには、各組が奇数1枚・偶数1枚でなければならない。4枚ある偶数を全て使い、5枚の奇数から使う4枚を選ぶので、有利な場合は 5⋅4!⋅4!=2880.5\cdot4!\cdot4!=2880. したがって確率は 2880/22680=8/632880/22680=8/63。

(3) 共通の差を dd とし、差が dd のカード対を頂点 1,…,91,\ldots,9 上の辺と見る。4組は互いにカードを共有しないので、該当する辺の4本マッチング数を数える。差 dd ごとに、残基類ごとの数列を作り、隣り合う数だけを結ぶと次のようになる。 d123456以上4本マッチング数530210\begin{array}{c|rrrrrr} d&1&2&3&4&5&6以上\\\hline 4本マッチング数&5&3&0&2&1&0 \end{array} 例えば d=1d=1 は長さ9の一直線上から隣接しない4辺を選ぶので (54)=5\displaystyle \binom54=5 通り、d=2d=2 は長さ5と4の2列に分かれ、各列から2辺ずつ選ぶ3通り。d=3d=3 は3列それぞれの最大マッチング数が1なので4組作れない。d=4d=4 は3頂点の列から1辺を2通り選び、他の3つの2頂点列から各1辺を選ぶので2通り。d=5d=5 は独立な4辺が1通りである。従って、互いに素な4組の作り方は 5+3+0+2+1=115+3+0+2+1=11 通り。これをA〜Dへ割り当てる方法は 4!4! 通りなので、有利な配り方は264通りであり、確率は 26422680=11945.\displaystyle \frac{264}{22680}=\frac{11}{945}.

カード分配は使用しないカードと各人のペアで数える。奇数和条件は奇偶の組合せに直す。同じ差の条件は、差dごとのグラフで4本の互いに端点を共有しない辺を選ぶ問題にし、dごとのマッチング数を合計する。

この問題で使う考え方

  • 積の法則
  • 余事象的な未使用カードの選択
  • グラフのマッチング数
  • 場合分け

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