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千葉大学/2013年度

千葉大学 2013年 数学 第4問解答・解説

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1問題

千葉大学2013年度第4問

1から9までの番号をつけた9枚のカードがある。これらを無作為に1列に並べる試行を行う。

(1) 下記の条件 (A) が成り立つ確率を求めよ。

(2) 下記の条件 (B) が成り立つ確率を求めよ。

(3) 条件 (A), (B) が同時に成り立つ確率を求めよ。 ただし,条件 (A), (B) は次のとおりである。 (A) 番号1のカードと番号2のカードは隣り合わない。 (B) 番号8のカードと番号9のカードの間には,ちょうど1枚のカードがある。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 79,\displaystyle \frac{7}{9},\quad (2) 736,\displaystyle \frac{7}{36},\quad (3) 1384\displaystyle \frac{13}{84}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

全事象は9枚のカードの順列なので、その総数は9!である。

(1) 1と2が隣り合う場合は、1と2を一つのまとまりとみなすと、8個のものの並べ方が8!通りあり、まとまりの中の順序が2通りある。したがって、条件(A)の確率は 1−2⋅8!9!=1−29=79.\displaystyle 1-\frac{2\cdot 8!}{9!}=1-\frac{2}{9}=\frac{7}{9}.

(2) 8と9の位置の差が2となる位置の組は、先頭側の位置を1から7まで選ぶ7通りである。各組で8と9の順序は2通り、残り7枚の並べ方は7!通りだから、 P(B)=7⋅2⋅7!9!=149⋅8=736.\displaystyle P(B)=\frac{7\cdot 2\cdot 7!}{9!} =\frac{14}{9\cdot 8} =\frac{7}{36}.

(3) まず条件(B)を満たす配置数は14⋅\cdot 7!である。このうち1と2も隣り合う配置を数える。8と9が位置 i と i+2 にあるとき、1と2を置ける隣接位置の組の数は、i=1で5組、i=2,3,4,5,6で各4組、i=7で5組である。合計は 5+5⋅4+5=305+5\cdot 4+5=30 組となる。各組への1と2の置き方が2通り、8と9の順序が2通り、残り5枚の並べ方が5!通りなので、(B)を満たし、かつ1と2が隣り合う配置数は 30⋅2⋅2⋅5!=14400.30\cdot 2\cdot 2\cdot 5!=14400. よって(A),(B)を同時に満たす配置数は 14⋅7!−14400=56160,14\cdot 7!-14400=56160, したがって求める確率は 561609!=1384.\displaystyle \frac{56160}{9!}=\frac{13}{84}.

この問題で使う考え方

  • 和の法則
  • 積の法則
  • 順列
  • 確率の基本法則
  • 余事象

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