本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

千葉大学/2013年度

千葉大学 2013年 数学 第5問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

千葉大学2013年度第5問

a, bを実数とし,a > 0とする。放物線 y = x^2/4 上に2点 A(a, a^2/4), B(b, b^2/4)をとる。点Aにおける放物線の接線と法線をそれぞれ ℓ_A と nAn_A,点Bにおける放物線の接線と法線をそれぞれ ℓ_B と n_B とおいたとき,ℓ_A と ℓ_B が直交しているものとする。2つの接線 ℓ_A, ℓ_B の交点をPとし,2つの法線 nAn_A, n_B の交点をQとする。

(1) bをaを用いて表せ。

(2) P, Qの座標をaを用いて表せ。

(3) 長方形AQBPの面積が最小となるようなaの値と,そのときの面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

放物線の接線・法線を微分と傾きで表し、交点を計算する。面積は隣り合う辺の長さの積とし、相加相乗平均で最小値を決める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • b=−4a\displaystyle b=-\frac{4}{a}\quad 。P(a2−42a,−1), Q(a2−42a,1+a24+4a2)\displaystyle \quad P\left(\frac{a^2-4}{2a},-1\right),\space{}Q\left(\frac{a^2-4}{2a},1+\frac{a^2}{4}+\frac{4}{a^2}\right)\quad 。面積の最小値は a=2\quad a=2\quad のとき 8\quad 8\quad 。

4解答

解答を見る途中式つきの解答

放物線を f(x)=x24\displaystyle f(x)=\frac{x^2}{4} とすると、f′(x)=x2\displaystyle f'(x)=\frac{x}{2} だから、点 Tt=(t,t24)\displaystyle T_t=(t,\frac{t^2}{4}) における接線は y=t2x−t24\displaystyle y=\frac{t}{2}x-\frac{t^2}{4}、法線は y=−2tx+2+t24\displaystyle y=-\frac{2}{t}x+2+\frac{t^2}{4} である。接線の傾きが直交条件を満たすので a2⋅b2=−1\displaystyle \frac a2\cdot\frac b2=-1。したがって ab=−4ab=-4、b=−4a\displaystyle b=-\frac4a。

接線 ℓA,ℓB\ell_A,\ell_B の交点では a2x−a24=b2x−b24\displaystyle \frac a2x-\frac{a^2}{4}=\frac b2x-\frac{b^2}{4} より x=a+b2\displaystyle x=\frac{a+b}{2}、y=ab4=−1\displaystyle y=\frac{ab}{4}=-1。よって P=(a+b2,−1)=(a2−42a,−1)\displaystyle P=(\frac{a+b}{2},-1)=(\frac{a^2-4}{2a},-1)。

法線の交点では −2ax+2+a24=−2bx+2+b24\displaystyle -\frac2a x+2+\frac{a^2}{4}=-\frac2b x+2+\frac{b^2}{4} より x=−ab(a+b)8=a+b2\displaystyle x=-\frac{ab(a+b)}8=\frac{a+b}{2}。これを法線 nAn_A に代入すると y=1−ba+a24=1+4a2+a24\displaystyle y=1-\frac ba+\frac{a^2}{4}=1+\frac4{a^2}+\frac{a^2}{4}。したがって Q=(a2−42a,1+a24+4a2)\displaystyle Q=(\frac{a^2-4}{2a},1+\frac{a^2}{4}+\frac4{a^2})。

AP→=b−a2(1,a2)\displaystyle \overrightarrow{AP}=\frac{b-a}{2}(1,\frac a2)、AQ→=b−a2(1,−2a)\displaystyle \overrightarrow{AQ}=\frac{b-a}{2}(1,-\frac2a) であり、その内積は 00。長方形の隣り合う辺の長さは ∣AP∣=∣b−a∣a2+44\displaystyle |AP|=\frac{|b-a|\sqrt{a^2+4}}4、∣AQ∣=∣b−a∣a2+42a\displaystyle |AQ|=\frac{|b-a|\sqrt{a^2+4}}{2a} だから、面積は (b−a)2(a2+4)8a=18(a+4a)3\displaystyle \frac{(b-a)^2(a^2+4)}{8a}=\frac18( a+\frac4a)^3。

a>0a>0 より相加相乗平均から a+4a≧24=4\displaystyle a+\frac4a\ge 2\sqrt4=4。等号は a=2a=2 のときであり、面積の最小値は 438=8\displaystyle \frac{4^3}{8}=8。

この問題で使う考え方

  • 微分係数と導関数
  • 接線の方程式
  • 直線の方程式
  • 等式・不等式の証明

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。