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自治医科大学/2007年度/1次

自治医科大学 2007年 数学 第24問解答・解説

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1問題

自治医科大学2007年度第24問

3つの放物線 C1:y=x2−6x+10,C2:y=−x2+ax+b,C3:y=−x2+mx+nC_1:y=x^2-6x+10,\qquad C_2:y=-x^2+ax+b,\qquad C_3:y=-x^2+mx+n について考える。C1C_1 と C2C_2 は点 P(−1,17)P(-1,17)、C1C_1 と C3C_3 は点 Q(5,5)Q(5,5) でそれぞれ接するものとする。C2C_2 と C3C_3 の交点を RR とし、△PQR\triangle PQR の面積を SS とした時、S9\displaystyle \dfrac{S}{9} の値を求めよ。

選択肢:ア 0、カ 1、サ 2、タ 3、ナ 4、ハ 5、マ 6、ヤ 7、ラ 8、ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接点での関数値と導関数値を用いて放物線の係数を決め、2曲線の交点を求める。次にPQの直線とRからの垂線を求め、底辺と高さから三角形の面積を計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 9(9\quad(選択肢ワ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

曲線が点で接するためには、その点で関数値と導関数値がそれぞれ等しい。 まず C1′(x)=2x−6,C2′(x)=−2x+a,C3′(x)=−2x+mC_1'(x)=2x-6,\qquad C_2'(x)=-2x+a,\qquad C_3'(x)=-2x+m である。

点 P(−1,17)P(-1,17) での接線条件から −1−a+b=17,2+a=2(−1)−6=−8-1-a+b=17,\qquad 2+a=2(-1)-6=-8 となる。よって a=−10a=-10、さらに b=8b=8 であり、 C2:y=−x2−10x+8C_2:y=-x^2-10x+8 を得る。

同様に、点 Q(5,5)Q(5,5) での接線条件から −25+5m+n=5,−10+m=2⋅5−6=4-25+5m+n=5,\qquad -10+m=2\cdot5-6=4 となる。よって m=14m=14、さらに n=−40n=-40 であり、 C3:y=−x2+14x−40C_3:y=-x^2+14x-40 を得る。

C2C_2 と C3C_3 の交点では −x2−10x+8=−x2+14x−40-x^2-10x+8=-x^2+14x-40 だから、x=2x=2。このとき y=−22−10⋅2+8=−16y=-2^2-10\cdot2+8=-16 であり、R(2,−16)R(2,-16) である。

直線 PQPQ の傾きは 5−175−(−1)=−2\displaystyle \frac{5-17}{5-(-1)}=-2 なので、その方程式は y=−2x+15y=-2x+15 である。RR から PQPQ に下ろした垂線の傾きは 12\displaystyle \frac12 だから、その方程式は y+16=12(x−2),すなわちy=x2−17\displaystyle y+16=\frac12(x-2),\quad\text{すなわち}\quad y=\frac{x}{2}-17 となる。これと PQPQ との交点を HH とすると −2x+15=x2−17\displaystyle -2x+15=\frac{x}{2}-17 より H(645,−535)\displaystyle H\left(\frac{64}{5},-\frac{53}{5}\right)。したがって PQ=62+(−12)2=65,RH=(545)2+(275)2=2755.\displaystyle PQ=\sqrt{6^2+(-12)^2}=6\sqrt5,\qquad RH=\sqrt{\left(\frac{54}{5}\right)^2+\left(\frac{27}{5}\right)^2} =\frac{27\sqrt5}{5}. よって S=12⋅PQ⋅RH=12⋅65⋅2755=81,S9=9.\displaystyle S=\frac12\cdot PQ\cdot RH =\frac12\cdot6\sqrt5\cdot\frac{27\sqrt5}{5}=81, \qquad \frac{S}{9}=9. 選択肢では 99 はワに対応する。

この問題で使う考え方

  • 微分係数と導関数
  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式
  • 直線の方程式
  • 座標による距離

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