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自治医科大学/2007年度/1次

自治医科大学 2007年 数学 第16問解答・解説

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1問題

自治医科大学2007年度第16問

△ABC\triangle ABC の辺 ABAB 上に点 PP をとり、BPBP の中点を QQ とする。P,QP,Q から BCBC に平行な線をひき、ACAC との交点をそれぞれ S,RS,R とする。△ABC\triangle ABC の面積を24とする時、四角形 PQRSPQRS の面積の最大値を求めよ。

選択肢:ア 0、カ 1、サ 2、タ 3、ナ 4、ハ 5、マ 6、ヤ 7、ラ 8、ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

辺AB上の位置をx=BP/ABで表し、平行線による相似三角形の面積比から四角形PQRSの面積を二次関数にする。平方完成で最大値と等号成立条件を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 88\quad(選択肢ラ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

三角形 ABCABC の面積は 2424 である。x=BPAB\displaystyle x=\dfrac{BP}{AB} とおくと、PP は辺 ABAB 上にあるから 0≦x≦10\le x\le 1 である。QQ は BPBP の中点なので BQ=BP2\displaystyle BQ=\dfrac{BP}{2} であり、 APAB=1−x,AQAB=1−x2\displaystyle \frac{AP}{AB}=1-x,\qquad \frac{AQ}{AB}=1-\frac{x}{2} となる。

PSPS、QRQR、BCBC は互いに平行だから、△APS\triangle APS と △ABC\triangle ABC、また △AQR\triangle AQR と △ABC\triangle ABC はそれぞれ相似である。相似比が kk のとき、対応する底辺と高さがともに kk 倍されるため、面積比は k2k^2 となる。よって [APS]=24(1−x)2,[AQR]=24(1−x2)2\displaystyle [APS]=24(1-x)^2,\qquad [AQR]=24\left(1-\frac{x}{2}\right)^2 である。ここで [XYZ][XYZ] は三角形 XYZXYZ の面積を表す。P,QP,Q の順に対応する交点は S,RS,R の順に並ぶので、四角形 PQRSPQRS は大きい三角形 AQRAQR から小さい三角形 APSAPS を除いた部分である。したがって、その面積を TT とすると T=24{(1−x2)2−(1−x)2}=24(x−34x2)=24x−18x2=8−18(x−23)2.\displaystyle \begin{aligned} T&=24\left\{\left(1-\frac{x}{2}\right)^2-(1-x)^2\right\}\\ &=24\left(x-\frac{3}{4}x^2\right)=24x-18x^2\\ &=8-18\left(x-\frac{2}{3}\right)^2. \end{aligned} 平方は0以上なので T≦8T\le 8 であり、等号は x=23\displaystyle x=\dfrac{2}{3} のとき成立する。この値は 0≦x≦10\le x\le1 を満たすため実際に達成できる。よって、四角形 PQRSPQRS の面積の最大値は 88(選択肢ラ)である。

この問題で使う考え方

  • 三角形の性質
  • 二次関数の最大・最小

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