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自治医科大学/2007年度/1次

自治医科大学 2007年 数学 第20問解答・解説

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1問題

自治医科大学2007年度第20問

2つの実数 a,ba,b が a2+b2=4a^2+b^2=4 を満たしながら変化する時、2つの直線 ax+by=6,bx−ay=−8ax+by=6,\qquad bx-ay=-8 の交点は、ある円の円周上を動く。この円の半径の値を求めよ。

選択肢:ア 0、カ 1、サ 2、タ 3、ナ 4、ハ 5、マ 6、ヤ 7、ラ 8、ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

2本の直線の式を定数倍して加える消去法で交点を表し、x^2+y^2を計算して円の方程式を得る。さらに逆変換を用いて円周全体が軌跡となることを確認する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 5\boxed{5}\quad(選択肢ハ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

交点を (x,y)(x,y) とする。第1式に aa、第2式に bb を掛けて加えると、

a(ax+by)+b(bx−ay)=6a−8b,(a2+b2)x=6a−8b.a(ax+by)+b(bx-ay)=6a-8b, \qquad (a^2+b^2)x=6a-8b. 条件 a2+b2=4a^2+b^2=4 より、x=6a−8b4=3a−4b2.\displaystyle x=\frac{6a-8b}{4}=\frac{3a-4b}{2}.

第1式に bb、第2式に −a-a を掛けて加えると、b(ax+by)−a(bx−ay)=6b+8a,(a2+b2)y=6b+8a,b(ax+by)-a(bx-ay)=6b+8a, \qquad (a^2+b^2)y=6b+8a, したがって、y=6b+8a4=4a+3b2.\displaystyle y=\frac{6b+8a}{4}=\frac{4a+3b}{2}. これらの座標は元の2式に代入するとそれぞれ 3(a2+b2)/2=63(a^2+b^2)/2=6、−2(a2+b2)=−8-2(a^2+b^2)=-8 を与えるので、確かに交点である。

よって交点について、x2+y2=(3a−4b)2+(4a+3b)24=25(a2+b2)4=25.\displaystyle x^2+y^2=\frac{(3a-4b)^2+(4a+3b)^2}{4}=\frac{25(a^2+b^2)}{4}=25. したがって軌跡は円 x2+y2=25x^2+y^2=25 上にある。さらに、円周上の任意の (x,y)(x,y) に対して a=2(3x+4y)25,b=2(−4x+3y)25\displaystyle a=\frac{2(3x+4y)}{25},\qquad b=\frac{2(-4x+3y)}{25} とおけば、a2+b2=4(x2+y2)/25=4a^2+b^2=4(x^2+y^2)/25=4 であり、ax+by=6ax+by=6、bx−ay=−8bx-ay=-8 となる。したがってこの円周上の全ての点が交点として現れる。円の中心は原点なので、半径は 55 である。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 円の方程式
  • 軌跡

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