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自治医科大学/2007年度/1次

自治医科大学 2007年 数学 第9問解答・解説

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1問題

自治医科大学2007年度第9問

A,BA,B はともに 90∘90^\circ より小さい正の角とする。 3sin⁡2A+2sin⁡2B=1,3sin⁡2A−2sin⁡2B=03\sin^2 A+2\sin^2 B=1,\qquad 3\sin 2A-2\sin 2B=0 の時、A+2BA+2B は 15∘15^\circ の何倍になるか。

選択肢:ア 0、カ 1、サ 2、タ 3、ナ 4、ハ 5、マ 6、ヤ 7、ラ 8、ワ 9。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

sin²A と sin²B の連立条件に置き換えて解き、鋭角性で正の三角比を定めた後、二倍角と加法定理で A+2B を決める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • A+2B=90∘=6⋅15∘(A+2B=90^\circ=6\cdot 15^\circ\quad(マ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

A,BA,B はともに鋭角なので、sin⁡A,cos⁡A,sin⁡B,cos⁡B\sin A,\cos A,\sin B,\cos B はすべて正である。x=sin⁡2A, y=sin⁡2Bx=\sin^2 A,\ y=\sin^2 B とおくと、第一条件から 3x+2y=1,x=1−2y3.\displaystyle 3x+2y=1,\qquad x=\frac{1-2y}{3}. 第二条件 3sin⁡2A=2sin⁡2B3\sin 2A=2\sin 2B を両辺2乗し、sin⁡22θ=4sin⁡2θ(1−sin⁡2θ)\sin^2 2\theta=4\sin^2\theta(1-\sin^2\theta) を用いると、 9x(1−x)=4y(1−y)9x(1-x)=4y(1-y) を得る。ここに x=1−2y3\displaystyle x=\dfrac{1-2y}{3} を代入すると、 2(1−2y)(1+y)=4y(1−y),(1−2y)(1+y)=2y(1−y),2(1-2y)(1+y)=4y(1-y),\qquad (1-2y)(1+y)=2y(1-y), したがって 1−3y=01-3y=0 であり、y=13, x=19\displaystyle y=\dfrac13,\ x=\dfrac19 となる。正の値をとることから sin⁡A=13,cos⁡A=1−sin⁡2A=223,sin⁡B=33,cos⁡B=1−sin⁡2B=63.\displaystyle \sin A=\frac13,\quad \cos A=\sqrt{1-\sin^2 A}=\frac{2\sqrt2}{3},\qquad \sin B=\frac{\sqrt3}{3},\quad \cos B=\sqrt{1-\sin^2 B}=\frac{\sqrt6}{3}. 得られた値をもとの条件に代入すると、 3sin⁡2A+2sin⁡2B=3⋅19+2⋅13=1,\displaystyle 3\sin^2 A+2\sin^2 B=3\cdot\frac19+2\cdot\frac13=1, また 3sin⁡2A=3⋅2⋅13⋅223=423=2⋅2⋅33⋅63=2sin⁡2B\displaystyle 3\sin 2A=3\cdot2\cdot\frac13\cdot\frac{2\sqrt2}{3}=\frac{4\sqrt2}{3} =2\cdot2\cdot\frac{\sqrt3}{3}\cdot\frac{\sqrt6}{3}=2\sin 2B であり、符号を含む第二条件も満たす。 さらに cos⁡2B=cos⁡2B−sin⁡2B=13,sin⁡2B=2sin⁡Bcos⁡B=223\displaystyle \cos 2B=\cos^2 B-\sin^2 B=\frac13,\qquad \sin 2B=2\sin B\cos B=\frac{2\sqrt2}{3} だから、 cos⁡(A+2B)=cos⁡Acos⁡2B−sin⁡Asin⁡2B=223⋅13−13⋅223=0.\displaystyle \cos(A+2B)=\cos A\cos 2B-\sin A\sin 2B =\frac{2\sqrt2}{3}\cdot\frac13-\frac13\cdot\frac{2\sqrt2}{3}=0. BB は鋭角で sin⁡2B=13<12=sin⁡245∘\displaystyle \sin^2 B=\dfrac13<\dfrac12=\sin^2 45^\circ より B<45∘B<45^\circ である。よって 0<A+2B<180∘0<A+2B<180^\circ となる。この範囲で余弦が 00 となる角は 90∘90^\circ だから、A+2B=90∘=6⋅15∘A+2B=90^\circ=6\cdot15^\circ。したがって答えはマ(6)である。

この問題で使う考え方

  • 三角比と相互関係
  • 二倍角の公式

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