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帝京大学/2001年度/一般前期

帝京大学 2001年 数学 第1問解答・解説

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1問題

帝京大学2001年度第1問

〔必須問題〕〔1〕次の各問いの空欄にあてはまる数または語句を求め、解答のみを解答欄に記入しなさい。

(1) 次の2次関数について、括弧内に示した xx の範囲における最大値と最小値をそれぞれ求め、また、そのときの xx の値を求めなさい。

(i) y=−2x2−8x+3y=-2x^2-8x+3(−3≦x≦2-3\leq x\leq 2)の最大値 =ア=\boxed{\text{ア}}(x=イx=\boxed{\text{イ}})、最小値 =ウ=\boxed{\text{ウ}}(x=エx=\boxed{\text{エ}})。

(ii) y=−12x2−2x+1\displaystyle y=-\dfrac{1}{2}x^2-2x+1(−2≦x≦1-2\leq x\leq 1)の最大値 =オ=\boxed{\text{オ}}(x=カx=\boxed{\text{カ}})、最小値 =キ=\boxed{\text{キ}}(x=クx=\boxed{\text{ク}})。

(2) 1辺の長さが2である正四面体 OABCOABC において、辺 ACAC の中点を MM とする。また、辺 OB,OCOB,OC 上にそれぞれ動点 X,YX,Y があり、3つの線分 AX,XY,YMAX,XY,YM の長さの和 AX+XY+YMAX+XY+YM を考え、この長さが最小となるような動点 X,YX,Y の位置をそれぞれ点 P,QP,Q とする。このとき、3つの線分の長さの和の最小値 AP+PQ+QM=アAP+PQ+QM=\boxed{\text{ア}} である。そして、このときの3つの線分の長さの比は AP:PQ:QM=イ:1:ウAP:PQ:QM=\boxed{\text{イ}}:1:\boxed{\text{ウ}} となる。また、三角形 OPQOPQ の面積は △OPQ=エ\triangle OPQ=\boxed{\text{エ}} となる。

(3) 関数 F(x)=3∫0x(t+1)∣t−1∣ dt\displaystyle F(x)=3\int_0^x(t+1)|t-1|\,dt は、x≦アx\leq\boxed{\text{ア}} のとき F(x)=イx3+ウxF(x)=\boxed{\text{イ}}x^3+\boxed{\text{ウ}}x、x>アx>\boxed{\text{ア}} のとき F(x)=エx3+オx+カF(x)=\boxed{\text{エ}}x^3+\boxed{\text{オ}}x+\boxed{\text{カ}} と表される。また、この関数は x=キx=\boxed{\text{キ}} のとき、最ク\boxed{ク}値として ケ\boxed{\text{ケ}} という値をとる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

二次関数は平方完成と区間端点の比較、正四面体上の折れ線は面の展開、絶対値を含む積分関数は区間分割と導関数の符号で解く。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(i) 11 (x=−2), −21 (x=2);11\space{}(x=-2),\space{}-21\space{}(x=2);\quad (ii) 3 (x=−2), −32 (x=1).\displaystyle 3\space{}(x=-2),\space{}-\frac32\space{}(x=1).\quad (2) 13, 3:1:2, 312.\displaystyle \sqrt{13},\space{}3:1:2,\space{}\frac{\sqrt3}{12}.\quad (3) (1,-1,3,1,-3,4,-1,小,-2).

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)(i) 平方完成すると y=−2x2−8x+3=−2(x+2)2+11.y=-2x^2-8x+3=-2(x+2)^2+11. 頂点の x=−2x=-2 は−3≦x≦2-3\leq x\leq2 の範囲内にあるので最大値は 1111。端点では y(−3)=9,y(2)=−21y(-3)=9, y(2)=-21 だから最小値は −21-21 である。 ア=11, イ=−2, ウ=−21, エ=2.\boxed{\text{ア}=11,\ \text{イ}=-2,\ \text{ウ}=-21,\ \text{エ}=2}.

(i)(ii) については y=−12x2−2x+1=−12(x+2)2+3.\displaystyle y=-\frac12x^2-2x+1=-\frac12(x+2)^2+3. 頂点 x=−2x=-2 は−2≦x≦1-2\leq x\leq1 の範囲の端点なので最大値は 33。もう一方の端点の値は y(1)=−32\displaystyle y(1)=-\frac32 であり、最小値は −32\displaystyle -\frac32 である。 オ=3, カ=−2, キ=−32, ク=1.\displaystyle \boxed{\text{オ}=3,\ \text{カ}=-2,\ \text{キ}=-\frac32,\ \text{ク}=1}.

(2) 面 OAB,OBC,OCAOAB,OBC,OCA を辺 OB,OCOB,OC で順に展開する。展開図上で O=(0,0),B=(2,0),A=(1,3),C=(1,−3)O=(0,0),\quad B=(2,0),\quad A=(1,\sqrt3),\quad C=(1,-\sqrt3) とおくと、最後の面に移した点は A′=(−1,−3)A'=(-1,-\sqrt3)、その中点 M′M' は (0,−3)(0,-\sqrt3) である。折れ線 A→P→Q→M′A\to P\to Q\to M' の長さは、一直線上にあるときに最小となる。線分 AM′AM' は辺 OBOB と OCOC をそれぞれ P=(12,0),Q=(13,−33)\displaystyle P=\left(\frac12,0\right),\qquad Q=\left(\frac13,-\frac{\sqrt3}{3}\right) で横切る。これらは各辺上にあり、順序も A,P,Q,M′A,P,Q,M' である。したがって AP+PQ+QM=AM′=(1−0)2+(3+3)2=13.AP+PQ+QM=AM'=\sqrt{(1-0)^2+(\sqrt3+\sqrt3)^2}=\sqrt{13}. また一直線上の各区間の比は、AA から M′M' へのパラメータが 0,12,23,1\displaystyle 0,\frac12,\frac23,1 となることから AP:PQ:QM=12:16:13=3:1:2.\displaystyle AP:PQ:QM=\frac12:\frac16:\frac13=3:1:2. 元の正四面体で OP=12, OQ=23,∠POQ=60∘\displaystyle OP=\frac12,\ OQ=\frac23,\angle POQ=60^\circ なので [OPQ]=12⋅12⋅23sin⁡60∘=312.\displaystyle [OPQ]=\frac12\cdot\frac12\cdot\frac23\sin60^\circ=\frac{\sqrt3}{12}. よって ア=13, イ=3, ウ=2, エ=312\displaystyle \boxed{\text{ア}=\sqrt{13},\ \text{イ}=3,\ \text{ウ}=2,\ \text{エ}=\frac{\sqrt3}{12}}。

(3) t≦1t\le1 では (t+1)∣t−1∣=1−t2(t+1)|t-1|=1-t^2、t>1t>1 では (t+1)∣t−1∣=t2−1(t+1)|t-1|=t^2-1 である。よって F(x)={3∫0x(1−t2) dt=−x3+3x(x≦1),3(∫01(1−t2) dt+∫1x(t2−1) dt)=x3−3x+4(x>1).\displaystyle F(x)=\begin{cases} 3\displaystyle\int_0^x(1-t^2)\,dt=-x^3+3x &(x\le1),\\[2mm] 3\left(\displaystyle\int_0^1(1-t^2)\,dt+\displaystyle\int_1^x(t^2-1)\,dt\right)=x^3-3x+4 &(x>1). \end{cases} x≦1x\le1 では F′(x)=3(1−x2)F'(x)=3(1-x^2) だから、x=−1x=-1 で減少から増加に変わり、最小値 F(−1)=−2F(-1)=-2 をとる。x>1x>1 では F′(x)=3(x2−1)>0F'(x)=3(x^2-1)>0 なので増加し、さらに両端で F(x)→+∞F(x)\to+\infty である。したがってこれが全体での最小値である。 ア=1, イ=−1, ウ=3, エ=1, オ=−3, カ=4, キ=−1, ク=小, ケ=−2.\boxed{\text{ア}=1,\ \text{イ}=-1,\ \text{ウ}=3,\ \text{エ}=1,\ \text{オ}=-3,\ \text{カ}=4,\ \text{キ}=-1,\ \text{ク}=\text{小},\ \text{ケ}=-2}.

この問題で使う考え方

  • 二次関数の最大・最小
  • 空間図形の性質
  • 三角形の性質
  • 三角比による面積
  • 不定積分
  • 定積分
  • 微分係数と導関数
  • 導関数と増減

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