第1問 (1) まず (1−a)2+(2−a)2+(6−a)2=3a2−18a+41=3(a−3)2+14 だから f(a)=(a−3)2+314. よってf(a)を最小にするのはa=3であり、これはデータ1,2,6の平均値である。 一方、絶対値の和をaの範囲ごとに整理すると 3g(a)=⎩⎨⎧9−3a7−aa+33a−9(a≦1),(1≦a≦2),(2≦a≦6),(a≧6). したがってaが2までは減少し、2以降は増加するので、g(a)を最小にするのはa=2である。これは3データの中央値である。従って ア:平均値,イ:中央値. (2) pが2重解、qが単解なので、左辺は (x−p)2(x−q)=x3−(2p+q)x2+(p2+2pq)x−p2q と因数分解できる。係数をx3+ax2+bx−bと比較すると b=p2+2pq=p2q. b>0よりp=0かつq>0である。従って p2+2pq=p2qよりp+2q−pq=0. p=2なら左辺は2となって矛盾するので、q=p/(p−2)である。p,qは整数だからp−2はpを割り、したがってp−2はp−(p−2)=2を割る。よってp−2=±1,±2であり、候補はp=3,1,4,0である。 p=3ではq=3となり異なる解でない。p=1ではq=−1でb=p2q<0。p=0ではb=0。いずれも条件に反し、残るのはp=4,q=2だけである。実際 (x−4)2(x−2)=x3−10x2+32x−32 はb=32>0を満たす。従って ウ=4,エ=2. (3) 部分積分を用いると ∫xsec2xdx=xtanx−∫tanxdx=xtanx+log(cosx). したがって ∫π/4π/3cos2xxdx=[xtanx+log(cosx)]π/4π/3=(33−41)π−log2+21log2=1243−3π−21log2. よって自然対数の表記でオ=2である。 (4) 任意の原点に関するA,B,C,Oの位置ベクトルをそれぞれa,b,c,oとすると、条件は 7(a−o)+5(b−o)+3(c−o)=0. 係数の和が15なので o=157a+5b+3c. 従ってOの重心座標は(7:5:3)であり、△OBCと△ABCは共通の底辺BCを持つとき、AとOからBCへの高さの比は7:15である。よって [OBC]=157[ABC]=157⋅30=14. 従ってカ=14。