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浜松医科大学/2018年度/前期

浜松医科大学 2018年 数学 第1問解答・解説

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1問題

浜松医科大学2018年度第1問

自然数 nn に対して In=∫1cos⁡nx dx\displaystyle I_{n}=\displaystyle\int\frac{1}{\cos^{n}x}\,dx とするとき、以下の問いに答えよ。

(1) 不定積分 I2I_{2} を求めよ。

(2) 不定積分 I4I_{4} を求めよ。

(3) 不定積分 I3I_{3} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • I2=tan⁡x+CI_2=\tan x+C\quad , I4=tan⁡x+13tan⁡3x+C\displaystyle \quad I_4=\tan x+\frac13\tan^3x+C\quad , I3=12(sec⁡xtan⁡x+log⁡∣sec⁡x+tan⁡x∣)+C\displaystyle \quad I_3=\frac12(\sec x\tan x+\log|\sec x+\tan x|)+C\quad (cos⁡x≠0\quad \cos x\ne0\quad の各区間)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

cos⁡x≠0\cos x\ne0 の各区間で考える。

(1) I2=∫sec⁡2x dx=tan⁡x+C\displaystyle I_2=\int\sec^2x\,dx=\tan x+C。

(2) u=tan⁡xu=\tan x と置くと du=sec⁡2x dxdu=\sec^2x\,dx、sec⁡2x=1+u2\sec^2x=1+u^2 より I4=∫(1+u2)du=tan⁡x+13tan⁡3x+C\displaystyle I_4=\int(1+u^2)du=\tan x+\frac13\tan^3x+C。

(3) 部分積分と tan⁡2x=sec⁡2x−1\tan^2x=\sec^2x-1 より 2I3=sec⁡xtan⁡x+I12I_3=\sec x\tan x+I_1。また I1=log⁡∣sec⁡x+tan⁡x∣+CI_1=\log|\sec x+\tan x|+C なので I3=12(sec⁡xtan⁡x+log⁡∣sec⁡x+tan⁡x∣)+C\displaystyle I_3=\frac12(\sec x\tan x+\log|\sec x+\tan x|)+C。微分で3式とも被積分関数に戻る。

置換積分と部分積分を用い、定義域上で各原始関数を微分確認する。

この問題で使う考え方

  • 置換積分
  • 部分積分
  • 三角関数の恒等式
  • 微分による検算

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