浜松医科大学/2023年度/前期
浜松医科大学 2023年 数学 第2問解答・解説
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1問題
医療で使われる技術の1つとして,磁気共鳴画像法(MRI)がある。MRIは画像の濃淡を表す関数,例えば を用いて体内の様子を可視化する技術である。ここで, は である。以下の問いに答えよ。 (1) 定積分 を求めよ。 (2) 極限 を求めよ。 (3) 関数 について,増減,極値,グラフの凹凸および変曲点を調べて,そのグラフをかけ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(1) とおく。部分積分をそれぞれに用いると を得る。第2式を第1式に代入し、 に注意して となる。これはすべての実数 について成り立つ。
(2) 実数 を固定すると したがって
(3) より、 では 、 では である。ゆえに で増加し、 で減少する。 で極大値かつ最大値 をとる。 であり、 のとき なので、極小値も最小値もない。
さらに したがって では で上に凸、 では で下に凸である。 の前後で凹凸が変わり、 だから、変曲点は である。 より、グラフは 軸対称で を通り、 軸とは交わらない。 を水平漸近線とする。以上を図示すると次のようになる。黒点は極大点と変曲点である。

この問題で使う考え方
- 導関数と増減
- 極大・極小
- 部分積分法
- 三角・指数・対数関数等の積分
- 合成関数の微分
- 第二次導関数
- 凹凸と変曲点
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