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弘前大学/2013年度

弘前大学 2013年 数学 第5問解答・解説

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1問題

弘前大学2013年度第5問

曲線 y=ex+6ex+1\displaystyle y = e^{x} + \frac{6}{e^{x} + 1} と直線y = 4で囲まれた部分の面積を求めよ。ただし, eは自然対数の底である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • S=6ln⁡3−8ln⁡2−1=ln⁡(729/256)−1S=6\ln3-8\ln2-1=\ln(729/256)-1\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

交点を求めるため t=ex>0t=e^x>0 とおく。曲線と直線 y=4y=4 の差は 4−ex−6ex+1=(ex−1)(2−ex)ex+1.\displaystyle 4-e^x-\frac6{e^x+1} =\frac{(e^x-1)(2-e^x)}{e^x+1}. したがって交点は ex=1,2e^x=1,2、すなわち x=0,ln⁡2x=0,\ln2。また 0<x<ln⁡20<x<\ln2 では 1<ex<21<e^x<2 なので、直線 y=4y=4 が曲線より上にある。この区間が両者に囲まれる部分である。

ddx(x−ln⁡(1+ex))=11+ex\displaystyle \frac{d}{dx}\left(x-\ln(1+e^x)\right)=\frac1{1+e^x} より S=∫0ln⁡2(4−ex−6ex+1) dx=[−2x−ex+6ln⁡(1+ex)]0ln⁡2=(−2ln⁡2−2+6ln⁡3)−(−1+6ln⁡2)=6ln⁡3−8ln⁡2−1=ln⁡729256−1.\displaystyle \begin{aligned} S&=\int_0^{\ln2}\left(4-e^x-\frac6{e^x+1}\right)\,dx\\ &=\left[-2x-e^x+6\ln(1+e^x)\right]_0^{\ln2}\\ &=(-2\ln2-2+6\ln3)-(-1+6\ln2)\\ &=\boxed{6\ln3-8\ln2-1} =\boxed{\ln\frac{729}{256}-1}. \end{aligned}

指数置換で直線との交点を特定し、差の符号から有界領域の上下を確認する。指数・対数関数の原始関数を用いて0≦x≦ln⁡20\le x\le\ln2 の範囲の面積を積分する。

この問題で使う考え方

  • 指数置換による交点計算
  • 符号による上下関係の確認
  • 指数・対数関数の積分

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