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弘前大学/2017年度

弘前大学 2017年 数学 第5問解答・解説

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1問題

弘前大学2017年度第5問

次の問いに答えよ。

(1) 次の定積分を求めよ。

∫02xlog⁡(x+2)dx\displaystyle \int_ {0} ^ {2} x \log (x + 2) d x

(2) 曲線 y=x4−x2y = x^{4} - x^{2} と x 軸で囲まれた部分を y 軸のまわりに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)1+2 log 2、(2)π/6

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 部分積分を用いると I=∫02xlog⁡(x+2) dx=[x22log⁡(x+2)]02−12∫02x2x+2 dx.\displaystyle \begin{aligned} I&=\int_0^2x\log(x+2)\,dx\\ &=\left[\frac{x^2}{2}\log(x+2)\right]_0^2-\frac12\int_0^2\frac{x^2}{x+2}\,dx. \end{aligned} 多項式の割り算で x2/(x+2)=x−2+4/(x+2)x^2/(x+2)=x-2+4/(x+2) だから、 I=2log⁡4−12[x22−2x+4log⁡(x+2)]02=4log⁡2−12(−2+4log⁡2)=1+2log⁡2.\displaystyle \begin{aligned} I&=2\log4-\frac12\left[\frac{x^2}{2}-2x+4\log(x+2)\right]_0^2\\ &=4\log2-\frac12(-2+4\log2)=1+2\log2. \end{aligned}

(2) y=x4−x2=(x2−1/2)2−1/4y=x^4-x^2=(x^2-1/2)^2-1/4 より、囲まれた領域の高さは −1/4≦y≦0-1/4\leq y\leq0。この高さで領域に属する点は x4−x2≦yx^4-x^2\leq y を満たす。s=x2s=x^2 とおくと s2−s−y≦0すなわち1−1+4y2≦s≦1+1+4y2.\displaystyle s^2-s-y\leq0\quad\text{すなわち}\quad \frac{1-\sqrt{1+4y}}2\leq s\leq\frac{1+\sqrt{1+4y}}2. この二つの端点は共に非負である。従って yy 軸回転後の水平断面は円環であり、外半径と内半径の二乗の差は 1+4y\sqrt{1+4y}。左右の領域は回転すると同じ円環になるので、二重に数えない。体積は V=π∫−1/401+4y dy=π6[(1+4y)3/2]−1/40=π6.\displaystyle V=\pi\int_{-1/4}^0\sqrt{1+4y}\,dy =\frac\pi6\left[(1+4y)^{3/2}\right]_{-1/4}^0 =\frac\pi6.

この問題で使う考え方

  • 部分積分
  • 多項式の割り算
  • 水平断面積の積分

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